東洋経済新報社は6月17日、全国812市区を対象にした「住みよさランキング」を発表した。
1位は、石川県野々市市(前年3位)。続いて文京区(同2位)、武蔵野市(同25位)といずれも東京都の自治体がランクインした。
1位となった野々市市は2011年に町から市に変わった自治体で、人口5万3000人、面積も13.5平方キロメートルとコンパクトな市だ。利便度の項目が全国10位と非常に高いほか、安心度・快適度・富裕度も100位台に入っており、どの指標においても平均して高水準を獲得した。
トップ3以下を見ていくと、全国10位までに野々市市と同じ石川県の4自治体が入り、トップ10の半分を占める結果になった。
本調査は同社『都市データパック』編集部が1993年から発表。「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の4つの視点から、20のデータを用い算出。各指標の偏差値の平均から総合評価を出している。
「住みよさランキング 2020」トップ10は以下の通り。
1 野々市(石川)
2 文京区(東京)
3 武蔵野(東京)
4 白山(石川)
5 福井(福井)
6 倉吉(鳥取)
7 金沢(石川)
8 小松(石川)
9 長久手(愛知)
10 能美(石川)