日産自動車は7月7日、「新型カキノタネ」を発売する。食品メーカーの龍屋物産(伊勢原市)と、米菓・柿の種を共同開発した。技術開発拠点「日産テクニカルセンター」の地域貢献活動の一環で、地域PRにつなげる。同センターのある厚木市と伊勢原市は隣接する。
柿の種は、日産がこれまで販売してきたダットサンやサニー、スカイライン、フェアレディZなど23車種の形状で型抜き。伊勢原市と厚木市の県境にある大山もモチーフにした。柿の種の形状やパッケージは日産のデザイン本部が担当。また、製造時に用いる抜型は、日産の総合研究所試作部が製作した。
「新型カキノタネ」は、伊勢原市内の飲食店や、中日本ハイウェイのサービスエリア売店などで販売する。