デルフィスは6月29日に行われた株主総会において、代表取締役社長の棚田京一氏が退任し、専務取締役の土橋代幸氏が代表取締役社長に就任したと発表した。
土橋氏は1961年生まれ、埼玉県出身。1984年明治大学経営学部卒業後、トヨタ自動車入社。財務部を経て1990年宣伝部。以後、長く宣伝畑を歩み、レンタリース部を経て2011年トヨタマーケティングジャパンに出向。プロデュース局局長などを経て、2014年取締役コミュニケーション局局長に就任。2018年1月にデルフィス出向となり、取締役を務めていた。
土橋氏は社長就任にあたり「広告業界は、 デジタルメディアの拡大などによってお客様の購買行動に大きな変化が起こり、マーケティングの根幹が大きく変わった。 企業もそれに伴い、 新たなデータマーケティングの時代に突入した。 時代に即した変化はもちろん、次世代のモビリティサービス(CASE・MaaSなど)や5Gなどに伴う新しいマーケティングにも積極的にチャレンジし、 これからも一層クライアントニーズに応えていきたい」とコメントしている。