KDDIは6月30日、レッドブル・ジャパンと包括的パートナーシップを結んだと発表した。レッドブル・ジャパン所属のアスリートを「英雄」と位置づけ、KDDIの通信技術などを活用して支援する。同日からはKDDIの会員向けサービスや直営店で、レッドブル・ジャパンが制作したVR(仮想現実)映像を配信。スカイダイビングやエアレースなどを選手目線で体感できるという。
9月からは、レッドブル・ジャパン主催の国内イベントで、KDDIの5G(第5世代移動通信技術)を用い、マルチアングル映像やライブ配信、XR視聴などの映像コンテンツを制作する。直営店では、イベントと連動したXR体験やライブ映像が視聴できる特設ブースを設置する。映像配信を通じ、イベント会場のほか、自宅や外出先、KDDI直営店でもレッドブルの大会を楽しめるようにする。XRは、VRやAR(拡張現実)、MR(複合現実)の総称。
KDDIはことし2月にも、レッドブル・ジャパン主催の、最高時速約80キロメートルで氷のコースを滑り降りる「アイスクロス」の大会に協力していた。