日本フェンシング協会は、フェンシング日本代表が使用する国章の新デザインを発表した。
国章は、日本を象徴するエンブレムとして日本代表選手のユニフォームに用いられるもの。
新国章は、日本フェンシング協会のコンセプト「突け、心を。」の精神を、JAPANのJから突き出されている剣をイメージしたラインで表現。赤い丸は日の丸をイメージしており、日本の代表であるという意識を選手に持ってほしいという気持ちを込めている。
「選手たちに世界で飛躍していってほしいという思いで国章を刷新した」と、日本フェンシング協会・太田雄貴会長はコメントしている。
デザインを担当したのは、アートディレクターの秋山具義氏。これまでに全日本フェンシング選手権大会のポスターなどのデザインも手がけている。「選手たちが日本を代表して世界に羽ばたき、活躍してほしいという思いを込めてデザインしました。この国章と共に世界で戦う、様々な世代のフェンシング日本代表選手たちを、これからも応援していきたいと思います」。
新国章デザインのユニフォームは、9月の第73回全日本フェンシング選手権大会で一部の選手が着用予定。また、今後はナショナルチーム、ジュニア選手、カデ、ミニム、ベテランの日本代表選手たちも使用する。