W+K Tokyo、クリエイティブのトップにスコット・ダンゲート氏が就任

ワイデン+ケネディ トウキョウは7月2日、クリエイティブのトップにあたるエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに、スコット・ダンゲート(Scott Dungate)氏が就任したと発表した。同時に、米澤香子氏がクリエイティブ・テック・ディレクターに、クーロ・デ・ラ・ヴィッラ(Curro de la Villa)氏がクリエイティブ・ディレクター、カーリ・テオ(Kerli Teo)がプロダクション・ヘッドに就任している。

写真左から、スコット・ダンゲート氏、カーリ・テオ氏、米澤香子氏、クーロ・デ・ラ・ヴィッラ氏

オーストラリア出身のスコット氏は、これまでワイデン+ケネディ Shanghai、ワイデン+ケネディ Londonで、Nike「My Time Is Now」、Honda「The Other Side」など数々のキャンペーンを手がけきた。2015年には、アメリカのビジネスメディア企業Fast Companyが活躍したクリエイターを選ぶ”Fast Company’s Most Creative People in Business”のひとりにも選出。映像監督としても活動し、5月には米国のバンド・クルアンビン(Khruangbin)のミュージックビデオ「So We Won’t Forget」を日本で撮影、発表した。

就任にあたり、スコット氏は、次のようにコメントしている。

「東京は世界中でもとても特別な場所であり、このオフィスの人々のために働けることを大変光栄に思っています。2020年は非常にチャレンジングな年なので、オフィスのクリエイティブの舵取りをするのは一筋縄でいかないことは間違いありません。でも、カオスの中で得られる良いこともあると信じています。W+K Tokyoは、世界にとって重要な広告を生み出す場所でありたいと考えています。落ち着くことのない環境で、私たちはパートナーに光を当て、幅広く有名にしたいと思っています。」

同時に、電通でHonda「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」などエンジニアと連携したプロジェクトにかかわってきた米澤氏が、クリエイティブ・テック・ディレクターに就任。72 and Sunny AmsterdamでSamsung、Google、Coca-Cola,、adidasなどの主要なグローバルブランドを担当してきたクーロ氏がクリエイティブ・ディレクターに、72 and Sunny Amsterdam、anomaly Berlin、Beats by Dr. Dreや各国のW+Kのキャリアを経験してきたカーリ氏がプロダクション・ヘッドに就任している。

また、スコット氏が率いるクリエイティブチームには72andSunnyよりニダル・アーメド氏(Nedal Ahmed)、カヤックより高橋祐司氏、Cheilよりソヒュン・アン(Sohyun An)と、新たに3名のコピーライターを新たに迎えた。

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