参加者の満足度85%超、オンラインイベントのPOINTは?

オンラインイベントを企画段階からコンサル支援するプロデュース集団・グローバルプロデュースは、参加者のエンゲージメントを高める「Live Convention」サービスを設計。人々の密着を避ける新しい生活様式が推奨される中、ビジネスやイベントのあり方も変化している。

「Live Convention」を担うのはオンラインイベントプロデュースのプロフェッショナル集団

社内外に向けたコミュニケーションを円滑にするための「リアルイベント」が、コロナ禍で中止や延期を迫られている。編集部が実施した広報部アンケートでも9割強が社内のリアルイベントは減ったと回答。従業員の功績を称える表彰式や、一体感を高める全社会議、社員を育成するコンテスト、周年を記念したイベントなど、同じ空間に人が集まり、感動や体験を共有できるイベントは、参加者の意欲を引き出し、企業の成長を促す重要な役割を果たしてきたことは間違いない。こうしたリアルイベントを、参加者の安全を守りながら実施するため、オンラインを併用しながら開催する動きがある。

スタジオなどリアル会場での収録とヴァーチャル空間を用いたオンラインイベント「Live Convention」を提供する、イベント会社のグローバルプロデュースによれば、コロナ禍で需要が急速に高まっているという。リアルイベントのプロデュースで培ったノウハウを生かし、オンラインイベントの効果を最大化する企画コンサルに強みを持つ「Live Convention」では、クライアントの経営・マーケティング戦略を確実に理解し、戦略立案・演出計画・成果検証をワンストップで提案する。

一方でオンラインイベントを検討する企業から聞こえてくるのは「中継・配信という手段を活用することで、本当にメッセージが伝わるか?」「参加者の意欲向上になるのか」という悩みだ。情報を正確に伝えるだけではない「視聴者の心を動かす」ストーリー作りが肝となる。ではどんな方法があるのか。

「私たちの場合は、オンライン上で特別なイベント空間を作り、リアル以上の感動体験を生み出すことを目指しています」とグローバルプロデュース イベントプロデューサー・企画統括部長の川本達人氏。「Live Convention」では、2DCGや3DCG背景のヴァーチャルスタジオを作り出し、ドキュメンタリータッチのVTRやクレーンを使ったダイナミックなカメラワークでの中継など、多種多様な表現方法に、ライブ配信やオンデマンドなどの配信方法を組み合わせる。

魅力的に演出するストーリー設計

3DCGを使ったライブ配信。宇宙ステーションにいるようだがグリーンバックのスタジオで撮影した。
https://www.global-produce.jp/downloads/liveconvention-seminar/

「照明、映像、音響、演出、VTRといった要素を組み合わせ、ヴァーチャルイベントでも魅力的な空気感を作り出すことができます」と川本氏。

こうした総合演出が、画面越しでも、見る人の気持ちを高ぶらせるエモーショナルな効果を生むという。例えば、オンラインで行うには難しそうな表彰式だとどんな演出が有効なのか。

「リアルイベントであれば、現場で思わぬ笑いが起こったり涙を流す人がいたりと、参加者がその場で一体となって共有できるものがあります。オンラインにおいて、同じように参加者の心を動かすとしたら、ヴァーチャルでの栄誉感の演出手法を考えることも重要ですが、経営陣が会議室に缶詰めになって選考するシーンを撮影してVTRで流したり、受賞者のもとへサプライズ訪問し、そのリアクションを撮影したり、受賞者のお客さんのコメントをドキュメンタリー仕立てにすることもできます。気持ちが揺れ動くコンテンツをはさみこむことで、離脱せずに参加してもらえます。会社のカルチャーや目的に合わせ、インパクトある演出や手作り感あふれる企画など、参加者の琴線に触れる総合演出をしています」。

イベントの予算配分の変化

オンラインイベントのメリットには、場所や時間、人数の制限がなく、より多くの人に、多くの回数、伝える場をつくれるリーチの良さや、会場費や移動費用がかからないこと、視聴者とのインタラクティブな交流などが挙げられる。さらに「Live Convention」サービスでは、「視聴者が好きな視点のカメラに切り替えて視聴する」「AIを活用した翻訳やテロップを挿入する」といったデジタルソリューションも多彩に付加することができる。これはプロに依頼するからこそ得られるメリット。コロナウイルスの影響が収まり、リアルなイベントが実施しやすくなったとしても、継続してオンラインイベントを活用する企業も出てくるだろう。

「『Live Convention』サービスを使ったイベント参加者のアンケートでは、情報の理解度は5点満点中4点以上が90%を超え、満足度も85%以上と高い数値となりました。『今後もオンラインが良い』という声も多くあがったため、企業によってはそのままオンラインイベントにシフトするところも出てくると思います」。

一方でリアルイベントだからこそできることもある。「私たちの基本は『お客様のため』であること。リアルかオンラインかは手段であり、目的はお客様の課題をクリアすること」と川本氏。ニューノーマルにおける社内イベントのあり方は広がっている。

グローバルプロデュース
イベントプロデューサー・企画統括部長
川本達人氏

 



お問い合わせ

株式会社グローバルプロデュース
Live Convention プロジェクトチーム

TEL:03-5738-2117
MAIL:info@global-produce.jp(担当:宮永)

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