父は世界的指揮者、母はモデル。超芸術一家のプライベート秘話が明らかに(ゲスト:小澤征悦)【後編】

主人公のすずちゃんと吉沢くんの演技が見どころ

中村:映画の撮影から時間が経っちゃいましたけど、改めて征悦さんから完成した作品をご覧になっての感想や見どころとか、リスナーに向けてメッセージを最後にお願いできればと思うんですけど。

小澤:『一度死んでみた』は、豪華なキャスト陣が本当にたくさん出てくるので「え?こんな役でこんな人が?」というのも楽しみのひとつでもあります。澤本さんの書かれた台本が素晴らしいので、役者がそれにのっかってスピード感のある芝居をしています。見どころはそうねぇ……、すずちゃんが、かわいいね!

澤本:一緒に共演してみてどうでした?

小澤:もう素晴らしかった。彼女の素晴らしいところのひとつは、きれいなのは当たり前なんですけど、すごく肝が据わっていると感じました。いろんな現場を経験されているのもあるだろうし、彼女の持っている本質的な何か……かわいいからちょっと気づかないかもしれないけど、心の中にファイターを持っている気がするんですよね。こう闘志というか。デスメタルを歌っている時も素晴らしいですし、完全に乗り移っちゃっていますし、それも見どころのひとつ。見て損はしないという映画だと思っています。

澤本:吉沢くんってどういう感じで見ていたんですか?

小澤:吉沢さんは初めましてだけどもちろん知っていましたし、どんな人だろうなぁと見ていたんですよ。芝居している時もしていない時も、けっこう物静かな感じの人で、声もあんまり出さないというか大きな声を出さない人なんだなぁと。それで完成した作品を見たら、通称ゴーストと呼ばれる、あんまり目立たない静かな役じゃないですか。それでもしかしたら現場でずっとその役をやっていたのかなぁっていう。そういうふうにも感じたし、あとすごく繊細な芝居をされる方だなあと思いました。「お!いいじゃん、吉沢さん、この映画持っていってるなぁ」って。いい役でいい芝居をして、すごく俺の中で好感度が上がったというか。あとは酔っ払ってすごく叫ぶところも面白かったです。

澤本:あそこはびっくりしました。

小澤:そのギャップもよかったし。素晴らしい役者だと思いました。

澤本:よかったです。僕らから見ていてもそうなんだけど、役者さんから見るとどうなのかなってぜひ聞いてみたかった。

小澤:すごくよかったです。

中村:そろそろ残念ながらお別れの時間が近づいてきておりますね。来週はなんと監督を務めたCMディレクターの浜崎慎治監督来てくださるということで……。

権八:えーーー!

中村:どういう「えー!」なんだ?楽しみにしてください。

権八:阻止したい(笑)。

中村:今夜のゲストは俳優の小澤征悦さんでした!ありがとうございました。

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