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クリエイションギャラリーG8にて、7月20日から、第22回亀倉雄策賞受賞記念展「菊地敦己 2020」が開催される。
亀倉雄策賞は、毎年年鑑『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、最も優れた作品とその制作者に対して贈られる。今回は、菊地敦己氏のブックデザイン『野蛮と洗練 加守田章二の陶芸』に決定していた。
4月から予定していた受賞作品展を、新型コロナウイルスの影響で期間を変更し、7月20日から開催する。また、来場希望者は事前の来場予約が必要となる。G8のギャラリーウェブサイトから予約を受け付けている。本年はオープニングパーティーの開催も中止となった。
今回の受賞作品は、菊池寛実記念 智美術館で開催された陶芸家の作品展の図録のブックデザインで、選考委員からは「編集、撮影、印刷、造本のすべてにデザイナーの力が発揮された、一分の隙もない仕上がり。作品から読み取ったものを、本としてどう存在させるかが考えられている」と称賛の声が上がっている。
なお、5月から開催予定だった「JAGDA新人賞展2020 佐々木俊・田中せり・西川友美」は、9月8日から10月5日に会期を変更し開催される。
■第22回亀倉雄策賞受賞記念展「菊地敦己 2020」
会期:2020年7月20日〜9月2日 11:00 – 7:00
日曜・祝日、8月9日〜8月16日は休館
会場:クリエイションギャラリーG8
入場無料
要事前予約