クリエイティブユニット1
ブランドデザイン部・部長
木村高典氏
木村高典さんのパーパス
社会に選択肢を増やすビジネスをつくるために存在する。
2009年のTEDスピーチでサイモン・シネックが提唱した「ゴールデンサークル」の概念。そこで示された、企業は「WHY=自らが存在する理由」から考えるべきという提言は世界のビジネスリーダーから大きな支持を得ている。
こうした流れを受け、日本でも注目されているのが「パーパス」だ。たき工房では国内においていち早く、この「パーパス」に着眼したブランディング支援を行っている。
デザインエージェンシーのブランディングと聞くと、クリエイティブ開発が中心のように思う。しかしブランドデザイン部の木村高典氏は「アウター部分だけでなく、パーパスの策定から始まるインナー施策も含めた支援を行っています」と話す。
実際、ブランドデザイン部にはビジュアル・アイデンティティにとどまらず、ビヘイビア・アイデンティティ、マインド・アイデンティティも含めたコーポレート・アイデンティティ全般を支援できる各種プロフェッショナルが揃っているという。
たき工房のお仕事拝見! パーパスブランディング
「私が考えるパーパスの定義は、『社会に存在してもよい理由』です。もしこれを見失っている企業があるとすれば、その状態こそが問題だと思っています」と木村氏。
なぜなら明確なパーパスは生活者から共感を得られるだけでなく、やがて社員のモチベーションアップにもつながり、企業をより強くすることに貢献するからだ。
たき工房のパーパス策定支援では、企業の社内合宿にも参加するほど深く踏み込む。「現場の社員の方とお話ししていると、自分たちの企業の力、そして未来においてできうることの可能性を過少評価していると感じることがあります。クリエイティビティの強みとは、皆で目指したい未来のビジョンを可視化して提示できることにある。アウターだけでなくインナー施策においても、デザイナーだからこそ、できうる支援の形があると考えています」(木村氏)。
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