サッポロ不動産開発、地域SNSアプリを開設 恵比寿ガーデンプレイスを中心にリアルと連動

恵比寿ガーデンプレイスを運営するサッポロ不動産開発は7月15日、恵比寿エリアにおける地域SNSアプリ「ピアッザ」(PIAZZA)を開設した。リアルなコミュニケーションの場である恵比寿ガーデンプレイスを中心としつつ、オンライン上でも情報発信や交流の場をつくる。

アプリには、災害時の助け合いや物品の譲り合いグループ機能を搭載。地域メディア『恵比寿新聞』との連動による飲食店などの情報発信を通じて、地域の人々に有益な情報が届く仕組みとつながりの強化を目指す。

アプリ上には、街で感じている困りごとや理想のまちづくりに対する意見・アイディアを投稿できる「恵比寿みらいひろば」もある。

開設の背景には、新型コロナの影響がある。従来通りの人とのコミュニケーションが制限され、住む場所や働く場所といった生活エリアにおける非接触型の情報共有や助け合いの必要性が増しているからだ。

同社は今後、恵比寿ガーデンプレイスを中心とした恵比寿エリアの保有物件との連動も模索する。イベントや施設などのリアルな場の提供とともに、デジタルとリアルが融合したコミュニティへの発展を目指す。

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