見込客育成は「学習のプロセス」としてとらえよ~オンライン時代のウェビナーコンテンツのつくり方

手軽に参加できるウェビナーだからこそ、気を付けるべきこと

ウェビナーは受講者にとっては、移動や拘束の制限から一部解放されるので、簡便に情報を取得できる利点があります。そこでリアルなイベントと比較して、より多くの集客を行うことができる場合が多いです。しかし、簡便に参加できるがゆえ、ながら視聴する人、まだ差し迫っていない状況でも、情報収集のつもりで視聴している人もいるでしょう。読者のみなさんが視聴した最近のウェビナーのなかで、画面にかじりついて視聴した経験があるのはどういったウェビナーだったでしょうか?ウェビナーを視聴する人は、その時間にわざわざ時間を割いて自社が開催するウェビナーを真剣に視聴しているわけではありません。いつでも音声をミュートでき、ブラウザのタブを切り替え、別の作業をしたり、別のコンテンツを閲覧・視聴したりしています。そこでウェビナーの視聴者数をリアルイベントの参加者数と同様に扱わないことも重要です。

これらの状況を踏まえた上で、商談化率を向上させていくためのウェビナーの内容・構成を考えていきましょう。

次ページ 「How、Which型とWhat、Why型 見込客ごとに適切なコンテンツを届ける」へ続く

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