SIMCは「宣伝会議インターネットマーケティング&クリエイティブフォーラム」の頭文字をとったもので、昨年まで開催してきた「宣伝会議インターネットマーケティングフォーラム」のテーマをバージョンアップしたもの。
例年、オフラインで開催をしてきたが今年は初めて全講演をウェビナーで実施した。
今年のテーマは「BtoCからBwithCwithCへーブランドが今、人と人とのつながりのためにできること」。
マーケティング活動を支える注目企業が登壇し、今後必要となるアイデアや手法、テクノロジーについて、その導入や実践方法を解説した。本記事では、その講演の一部をレポートする。
5G回線の普及により、データ容量の無制限化が始まれば、場所を気にせずとも動画を視聴できる時代が到来し、配信される動画数も視聴者数も増加することが見込まれる。この推測からも想像できるように、動画配信の重要性は一層高まっていくだろう。
では、5G回線が普及し、動画視聴者数が増加すると、マーケティングにはどのような課題が生まれるのだろうか。
ブライトコーブのMarketing Managerである大野耕平氏は「動画マーケティングの最適化が必要になる」と今後の5G時代において、動画マーケティングが直面する課題について解説した。
ブライトコーブは動画の配信から、管理・分析までを一気通貫して行う「動画配信プラットフォーム」を提供している。世界で使用されるインターネットのうち、2%の動画ダウンロードストリームは同社を介して配信されているという。ブライトコーブが提供するソリューションでは、動画を配信するだけではなく、YouTubeやFacebook、Twitterに配信する動画を管理・分析することができる。これにより、パーチェスファネルやSNSごとに動画を分析し、最適化することができるという。
さらに、Google Analyticsや各種マーケティングオートメーションツールとも連携可能であることから、「だれが」「どのような属性が」などの視聴分析も可能だ、と大野氏。
今後、あらゆるチャネルで動画が活用されることが見込まれ、マーケティング分野においても、動画の配信から分析までの過程が複雑化されることが予想される。ブライトコーブが提案するソリューションは、5G時代の動画マーケティングの最適化を手助けできる、と講演を締めくくった。
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