日の出みりんなどを手掛けるキング醸造(兵庫県稲美町)は8月5日、「有機シリーズ」の新パッケージを発表。13日から全国で発売する。サステナブル、SDGs、エシカル消費などの高まりを背景に、シリーズ名も「オーガニックシリーズ」へと変更した。
オーガニックシリーズは、「オーガニックみりんタイプ」「オーガニック純米料理酒」の2種類があり、いずれも国産有機米を100%使用した有機JAS認定取得商品。生産・製造過程で環境への負担が少ないオーガニック農産物を原料とし、SDGsに貢献している。
同社によると、今回のリニューアルは消費動向の変化に対応するために行った。これまでの商品は「有機」という位置づけで、個人的な食へのこだわりに訴求してきたが、今後は地球環境や生活者のライフスタイルにまで配慮した訴求をする必要があると考えたという。
そこで、シリーズ名を「オーガニックシリーズ」に変更し、パッケージデザインもリニューアルすることで、商品特性がより分かりやすい形とした。