サッポロ不動産開発は8月15日、仮想空間賃貸事業の実証実験として「AiRTOWN」開始した。同社が運営する複合商業施設「サッポロファクトリー」内のアトリウムにて、10月11日まで実施する。
実験では、AR技術を活用し、実店舗を持たないEC店舗、普段手に入りにくい商品を扱う店舗などをバーチャルショップとしてリアル空間に出現させる。リアル空間とバーチャル空間が融合した新しい買い物体験の提供が狙いだ。
今回、バーチャル空間に出現するのは6店舗。「北海道じゃらんセレクトショップ」や「亀井堂総本店」など、全国の商品をセレクトして販売。サッポロ不動産開発によると、リアル店舗より短期間・低コストでの出店が可能であるという。これを踏まえ、より多くの顧客接点創出を目指していく方針だ。