日本パブリックリレーションズ協会は9月1日から、「PRアワードグランプリ 2020」のエントリー募集を開始する。最終エントリー締め切りは10月26日17時まで。
同賞は、一般企業の広報部門やPR会社が実施するパブリックリレーションズの事例を広く募集し、審査を通して日本を代表する優秀な活動を表彰・公開するもの。2001年の開始以来、今回で21回目を迎える。日本のコミュニケーション技術のさらなる質的向上とパブリックリレーションズに対する一層の理解促進を目的としている。
昨年度に引き続き、審査員長は井口理氏(電通パブリックリレーションズ 執行役員)。審査員はパブリックリレーションズ領域におけるプロフェッショナルと、アカデミズム・ジャーナリスト視点をもった有識者が務める。「グランプリ」1点、「ゴールド」2点、「シルバー」5点、「ブロンズ」7点を目安に選出する。2019年度のグランプリには、大阪府住宅供給公社の「『住民との共創』で、衰退していた団地の未来を変えていく。『茶山台団地』再生プロジェクト」(オズマピーアール)が選ばれている。
また、9月1日から9月30日までのエントリーは、通常エントリー料の半額で応募できる「早期エントリー制」も設けている。
11月上旬の一次審査を経て、11月下旬または12月上旬にグランプリの審査を行う。12月15日には表彰式および上位入賞者による事例プレゼンテーションを予定しており、本年は新型コロナウイルスの動向を踏まえオンライン配信などの形式にて準備中。例年はクローズドの場でプレゼンを実施していたが一般にも広く配信する可能性があるため、入賞者には情報公開に関する関係者の許諾をとるよう協力を求める見通しだ。