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今回の登場人物紹介
※本記事は4月5日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
エキストラから「アイツ、誰だ?」
遠山:俺は映画の話をさせてほしいですよ。
中村:澤本さん脚本の映画『一度死んでみた』。
遠山:澤本さんは実際に公開されてから、劇場行かれていますか?
澤本:公開されてからは行ってないな。
遠山:じゃあ、お客さんの反応は直では見てないんですね。
澤本:完成披露試写会のときは見たけど。
遠山:別に、褒めるつもりでもなくて事実として言いますけど、めちゃめちゃウケているんですよ。
一同:おおー!
澤本:おお、よかった。
遠山:本当にすごかったですよ。例えば、木村多江さんが出てくるところは、一発目でもワーってなって、そこから「待ってました」みたいな空気がずっと充満している上映回でした。
澤本:へ~。ありがとうございます。いい回だったんだ。
中村:映画ですごいっすね。それ。
遠山:僕、そんな映画詳しくなくて、映画館に見に行くこともほとんどないんです。けど、僕が経験したなかでも、いつ笑いが来てもいいような準備をずっとしているのって、見たことないなって。
権八:一番“ドッカン”来たのはいつだったの。ちなみに。
遠山:どこだっけな、一番は。
権八:やっぱり記者がいっぱい出てくるところは、みんなシラーとしちゃった?
遠山:俺が出ているところですね。
権八:そう。遠山さまが出てるところ。
遠山:いや、あれも澤本さんのおかげなんですよ。
権八:そりゃそうでしょ。
澤本:いやいや、出て頂いて恐縮ですよ。
遠山:台本も事前に頂いていて、最後の方のシーンなんだなって分かってはいたんですけど、まさかあんなメイン中のメインのシーンで登場。
権八:超クライマックス。言っていいのか?
澤本:いいよ。全然。
遠山:僕、映画の出演は3回目くらいだったんですよ。撮影したのって、2018年でしたよね、確か。
澤本:2018年の9月ですね。
遠山:撮影ってすごい朝早くて。朝6時集合で、終わるのが夜の7時半とか、それくらいなんですよ。僕は報道記者の役で、たくさんエキストラのみなさんもいてる中で先頭にいる状態。エキストラのみなさんと会話もしてみたんですけど、僕の後ろにいた年配の60歳くらいの方に、「よく来られるんですか?」って聞いたら、「ああそうですね、180本目ですね」って。
一同:ハハハ。
遠山:「へ~、すごいっすね」「はい、今年」「今年!?」ってなって。
澤本:すごいな。
遠山:過去に700本くらい出てるらしい。あとは(広瀬)すずちゃんのことが大好きで、静岡で仕事しているけど、その日はわざわざ有休をとって新幹線で来ている方がいたりとか。
澤本:ありがたいね。
遠山:澤本さんも現場にいらっしゃってて。僕、スタッフさんのなかでは、澤本さんしか知り合いがいないから、頼ってお話しにいったりとか。でも、すずちゃんは『SCHOOL OF LOCK!』で、3年半一緒にやらせてもらっていたんですけどね。
権八:そっか。
遠山:別のイベントでもご一緒したことあったので。すずちゃんが真ん中にいて、僕らがワーって駆け寄って囲むシーンのときにカットがかかると、すずちゃんも僕のこと知っているから、2人で結構話したりするんです。けど、そうしたらエキストラのみんなが、「アイツ誰だ?」って。
権八:ハハハ。
中村:ザワザワしだしたんだ(笑)。
遠山:「すずちゃんとすげえ楽しそうに喋っているアイツなんだ」みたいな。
権八:「アイツ、誰だ?」ってなるよね。
遠山:そしたら俺の右肩を叩く人がいて、「誰だよ?」思ったらさっきのすずちゃんファンの子なんですよ。それで「すみません、ちょっと左寄ってもらっていいですか」と言われて。「何ですか?」って言ったら、「遠山さん左寄ってくれたら、僕とすずちゃんちょうど映るシーンになるんで」みたいな。「何で、てめーにそんなこと言われなきゃいけないんだ!」みたいな。それはね、言ってやりました(笑)。