サントリー食品インターナショナルの「デカビタC」は、全国区の知名度を誇る5体のご当地キャラを起用したWEB動画「元気すぎるご当地キャラ」篇を公開。また、それぞれのご当地キャラの地元では動画公開日の8月24日に新聞15段広告を出稿。さらに、交通広告を展開している。
Web動画に登場するのは、「くまモン」(熊本)、「せんとくん」(奈良)、「カパル」(埼玉)、「ふなっしー」(千葉)、そして「にゃんごすたー」(青森)という全国でも知られるご当地キャラたち。彼らが「デカビタC」を飲むといつもの愛嬌のある姿とは打って変わり、特撮作品のようなリアルな怪獣風のテイストの“元気すぎる”姿に変身する。
本キャンペーンは、デカビタCらしい形で世の中へメッセージを届けるために、全国各地のご当地キャラクターからまず元気になってもらうべく、企画された。
「クラスにめちゃくちゃ元気でポジティブな人がいたら、なんだか見てるこっちが元気になるように、とにかくご当地キャラの圧倒的元気な姿を見せることで、全国の皆様にちょっとでも元気になってもらえるといいなと思い、制作していきました」と、企画を手がけた一人、電通アートディレクター 井本善之氏。
表現としてはデカビタを飲んで「元気すぎる」=「パワーアップする」=「怪獣になる」というシンプルな考え方で、ゆるいキャラたちを怪獣に変身させた。元のキャラの要素を最低限残しながら(特に目、赤いほっぺ、服装など)、最大限強そうなキャラへと変身させることを意識したという。 必殺技も、彼らのキャラクターに合わせて、一番強そうでしっくりくるものを検証した。
「なんだか難しいこと言ったりせず無心で見て楽しめるものが、今の世の中に受け入れられやすいと考え、メッセージもシンプルにしていきました」。
また、今回のWeb動画はコロナウイルス感染症対策として、一切のロケ・スタジオ撮影を行わず全編をフルCGで制作している。変身前の普段の可愛らしい愛嬌のある姿もCGで描き起こし。ナレーション録音など、オンラインでできる部分には参加してもらい、完成させたという。
Web動画の公開と併せて、熊本日日新聞でくまモン、千葉日報でふなっしー、東奥日報でにゃんごすたー、埼玉新聞でカパルをメインとした新聞広告と各地の駅ではOOH広告を出稿(せんとくんは動画とOOH広告)。
さらに各キャラのSNSと連動して、6秒の動画をTwitterで発信した。
くまモン
ふなっしー
せんとくん
にゃんごすたー
カパル
全員が揃った30秒動画も制作し、全員集合カットの画像と合わせてデカビタ公式Twitterから発信したところ、公開3日で20万を超える「いいね!」の反響があったという。
スタッフリスト
- 企画制作
- サントリーコミュニケーションズ+電通+DASH
- CD
- 岡ゆかり、奥野圭亮
- 企画+C
- 栗田雅俊、茂庭竜太
- 企画+AD
- 井本善之
- ソーシャルプランナー
- 藤田啓介
- PR
- 勝俣円
- APR
- 藍原萌
- PM
- 鶴田紫央里
- 監督/オフライン
- 篠田利隆
- 歌唱
- KOMOMO
- CG
- 桑原雅志、槇野貴紘
- モーショングラフィックス
- 大橋史
- アニメーター
- 平岡政展、国安悠太(CALF)
- 編集(オフライン)
- ヒラタコナツ
- 編集(オンライン)
- 尾熊貴之
- 編集アシスタント(オンライン)
- 園部慎
- ミキサー
- 高田淳之介
- 音楽PR
- 利根川貴之
- SE
- 庄司雅弘
- NA
- 伊藤真理
- レタッチ
- 佐藤剛史
- D
- 藤井亮、川上翔大