広報業務は、いまだアナログで非効率な部分が多く、デジタル化に向けた課題は山積みです。
リリースの配信現場をのぞいてみると「メディアの配信リストが更新されていない」「取り上げてもらえるかわからない記者へ1件ずつ電話している」「クリッピングの集計はエクセルで手作業」。シャドーワークに追われ、慢性的な人手不足に陥っています。
これでは広報の醍醐味であるクリエイティブな業務にあてる時間がなくなってしまいます。
本企画では、毎月広報パーソンから寄せられたお悩みにこたえます。
今月の広報担当者のお悩み
広報の業務はアナログ作業が多くて何をするにしても手間がかかります。メディアとのリレーション構築や企画立案にもっと時間を使いたいのに、気付けば配信リスト作成で1日が終わります……。
回答
リリースを誰に送り、どの記者にアプローチし、どんなメディアに掲載されたのか。パッと当たり前に答えられるようにするには、メディアリストの整備、配信、クリッピングといった一連の流れを一元化する必要があります。使われているツールがバラバラだと、人間の手で補わざるをえません。
配信から集計まで1つのツールで一元管理すれば、簡単に成果を可視化でき、効率的に時間が使えます。
広報業務をもっと楽に
PRエージェンシーのプラップジャパンから独立した私たちプラップノードは、PRを効率化するオールインワンのプラットフォーム「PRオートメーション」をつくり、9月から運用を開始しました。リリース配信を例にとると、メディアリストの選定から、リリースの配信、記者の既読確認、クリッピング、効果測定に至るまで、1つのツールでできます。ポイントは大きく2つあります。
1.記者の関心を蓄積し配信を最適化
属人的になりがちな広報と記者とのリレーションを1つのデータベースで管理します。掲載された記事の履歴をもとに記者の関心をタグ付け管理し、関心に応じて、リリースの配信先を選定することもできます(特許出願中)。
2.広報トピックごとの成果を可視化
リリースの配信数、既読数、掲載数、SNS上での反応、広告換算費を自動表示できます(図1)。成果指標をいつでも簡単に比較・分析できるので、「リリースは前回より読まれたが記事化は少なかった」「一方、記事からのSNSシェアは多かった」など、広報活動の評価もしやすくなります。
リモートワークでは、従来のようにマンパワーでカバーしようとしても上手くいきません。自動化できることは、機械に任せた方が劇的に効率化します。リリースの成果を的確に集計できれば、広報業務の生産性も向上し、広報パーソンの働き方改革につながります。
回答者
プラップノードCEO
渡辺幸光氏
2020年3月、PR会社のプラップジャパンがマーケティングSaaSのショーケースと合弁で設立したプラップノードで代表を務める。
<Information>
リスト管理からクリッピング、分析まで国内初オールインワンのPRクラウドツール「PR Automation」。
12月1日より正式版ローンチを記念したキャンペーンを実施中!
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