コンテンツにブランドメッセージを|経産省がストーリー性のある映像の制作・発信に対して最大1000万円を補助

生活者は広告の有無を含めて様々なプラットフォームから提供される大量のコンテンツ・情報を選択して視聴・体験するようになりブランド、広告のコミュニケーションの競争相手は、競合ブランドではなく、生活者の前にある、あらゆるエンターテイメント、コンテンツという時代になっている。

これまで広告枠を買えば、視聴者の時間も買うことができていたが、時間を売ってくれない視聴者、プラットフォームが出てきたことで、生活者の限られた時間の奪い合いがより激しくなり、エンターテイメントコンテンツにブランドのメッセージを載せ生活者に届けるという「ブランデッドコンテンツ」という手法の重要性が増してきている。

こうした背景から、映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省令和元年度補正予算「コンテンツグローバル需要創出促進・基盤整備事業費補助金」を活用し、デジタル配信を念頭においたストーリー性のある映像の制作・発信を行う事業の支援(J-LOD⑤)を開始した。

具体的には企業のブランディングのために、自社の姿勢や理念に対する顧客の共感を呼ぶストーリー性のある映像(ブランデッドコンテンツ)を制作する事業について、映像制作・発信、効果検証等に必要な経費の一部(最大1000万円※補助率1/2)を支援するという。

2020年8月25日に開催されたブランデッドコンテンツカンファレンスでは国内でまだまだ活用が進んでいない「ブランデッドコンテンツ」とは何か?J-LOD⑤とはどんな補助金か?どんなパートナーと制作を進めるべきか?といったテーマについて各社から事例などが紹介された。

PROGRAM.1
PARTY眞鍋が選ぶブランデッドコンテンツ4選
~事例にみるブランデッドコンテンツの始め方~


 

Speaker

経済産業省 コンテンツ産業課長
高木 美香氏

 

PARTY クリエイティブディレクター
眞鍋 海里氏

 

PROGRAM.2
企業・ブランドの意思を伝える映像表現

本セミナーの内容に関する問い合わせはこちらまで

 
講演概要
テクノロジーの進化によって、広告を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、メディアやデバイス、見る人の視聴態度を捉えた映像制作が求められています。本講演では、様々な広告コンテンツの戦略立案・企画制作を行い、国内外で多数の賞を獲得する、ティー・ワイ・オーが動画活用の可能性について、事例をもとにお話しします。

Speaker

株式会社ティー・ワイ・オー
第二プロデュース本部 Chief Executive エグゼクティブプロデューサー
立川 敦氏

 

PROGRAM.3
ブランデッドコンテンツが拡大する理由、コンテンツ発想で作る広告の可能性

 

講演概要
現代は、商品がコモディティ化し、歴史上類を見ない情報洪水の時代です。これから5G時代に突入し、益々情報は加速し、情報量も増加します。さらに追い打ちをかけるWithコロナとの生活。このような日常の中で、広告主は手順を考えず、購買の為に、企業が伝えたい情報だけを一方的に表現した広告は、逆に生活者へネガティブな印象を与えてしまいます。これからの広告のキーワードは「深いエンゲージメントの獲得」です。それらをどのように作り、何をKPIとして、どのように届けていくのか?コンテンツ発想で作る広告のポイントを厳選してお話致します。

本セミナーの内容に関する問い合わせは
info@frogloud.com
03-5474-8201

Speaker

株式会社FROGLOUD 代表取締役
諏訪 慶氏

 

補助金の公募締め切りは10月30日まで、申請対象も法人、地方公共団体と幅広い。ぜひこの機会にブランドの思いを伝えるブランデッドコンテンツに挑戦してみてはいかがだろうか。

J-LOD⑤特設サイト



J-LOD補助金事務局(特定非営利活動法人 映像産業振興機構内)
https://j-lodr1.jp/subsidy5/
03-6264-1315
question@j-lodr1.jp

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