ヤマハは、同社が推進するニューノーマル時代の新しい音楽のあり方を提案し、音や音楽に関する社会課題を解決するプロジェクト「Yamaha COVID-19 Project」の一環として、アーティストのライブパフォーマンスを記録し、そのパフォーマンスをステージ上にバーチャル再現する次世代ライブビューイング「Distance Viewing(ディスタンス・ビューイング)」を開発した。
「Distance Viewing」を活用すれば、ライブ音声を完全再現し、大型スクリーンを用いたリアルな等身大映像と本番のライブさながらの照明演出でそのパフォーマンスをステージによみがえらせることができるという。
これにより、入場者数を制限しているライブハウスなどにおいても、多くのファンが見たかったライブを何度も上映して提供することができるため、コロナ禍において打撃を受けたライブハウスなどの動員回復、収益向上につなげられる可能性がある。
「Distance Viewing」で実施される初の公演として、10月19日に渋谷にあるライブ&カフェ・スペース「Veats Shibuya」にて音楽ユニット「ORESAMA(オレサマ)」のワンマンライブの公演が実施される予定だ。