「2つの国のお米を混ぜたおむすびで、2つの国をむすぶ。」
そんなコンセプトで昨年始まった「United Rice Ball」が今年も開催された。
第1回となる昨年は、スペイン×日本をテーマに両国の米を混ぜたおむすびを開発。料理研究家やお米の専門ライターらがチームを組んで実現した。「お米を混ぜる」と言っても、ただ一緒に炊くのでは美味しくならない。生のスペイン米を先にオリーブオイルで炒め、炊飯器で日本米と一緒に炊くといった具合に、試行錯誤の末にレシピが開発されている。
昨年は、両国からを中心に参加者が集い、プロの握った4種類のおむすびとスペインワインや日本酒に舌鼓を打った。主催者によるトークや参加者同士のおしゃべりも大いに盛り上がった。
今年は、新型コロナウイルスの影響でリアルイベントの開催が難しくなり、一時実施を断念しかけたものの、オンラインで開催することを決意。9月26日にタイ大使館と各家庭をつないで開催された。
昨年のリアルイベントの熱気を、今年いかにオンラインで再現したのか?
昨年の開催内容と比較しながら、オンラインイベントならではの試みをレポートする。