統計分析システム分野においてITプロダクトを開発するサイカは10月23日、独自の広告調査・研究レポート「企業の広告宣伝担当者209人に聞いたテレビCM出稿のDX化に対する意識調査」の結果を発表した。
本調査はテレビCM出稿におけるDX化の現状と今後の見通しを明らかにすることを目的に、テレビCMやインターネット広告の出稿を担当している企業の広告宣伝担当者209人に対して実施されたもの。
〇最もDXが進んでいないのは「出稿・運用した結果の振り返り」
調査によると36.8%の回答者が、最もDXが進んでいないプロセスとして「出稿・運用した結果の振り返り、戦略戦術設計のアップデート」と回答。次いで「出稿・運用」(29.2%)、「戦略戦術設計」(28.7%)と続き、約3割が「DXが進んでいない」と回答した。
さらに今後、数年間でDXが進むと考えられるプロセスとして最も多く挙がったものも、同じく「出稿・運用した結果の振り返り、戦略戦術設計のアップデート」で62人が回答。次いで、「出稿・運用」が49人、「実行プラン作成」が42人と続いている。