第一興商は、11月5日にグランドオープンする丸の内テラス(東京・千代田)内に新業態「MARUNOUCHI BASE」を開業する。オフィスワーカーをターゲットに、カラオケ・ダーツ・卓球といったアミューズメントと飲食を楽しめるエンタメ施設だ。
同社店舗事業本部の水谷太郎氏(飲食事業運営部 飲食運営課)によると、新業態の企画にあたっては、丸の内エリアに“遊べる場所”がないことに注目した。「丸の内には28万人のオフィスワーカーがいるのにもかかわらず、“オフの場”はショッピング施設くらいしかありませんでした」と水谷氏。終業後のオフィスワーカーが日常的に遊べる場所を目指す。
「MARUNOUCHI BASE」は、1階が“レトロポップ”を意識したアメリカンダイナー。2階は“五感で感じるニューアメリカンダイナー”をコンセプトにアミューズメントエリアとダイニングエリアを併設している。日本の飲食店で初めて「ミラープロジェクション」も導入し、食事をしながら動く壁画を鑑賞することができる。
フードは、ハンバーガーやオリジナルビール「丸の内ホワイト」など、アメリカンダイナーを意識したメニューが充実している。
丸の内テラスは、三菱地所がみずほ銀行前本店ビルなどの跡地に建設した複合施設のアネックス棟。商業ゾーンには、「MARUNOUCHI BASE」のほかに、飲食店や理髪店など10店舗が出店する。
■DATA
「MARUNOUCHI BASE」
所在地/東京都千代田区丸の内1-3-4
店舗面積/821.96㎡
オープン日/11月5日