リクルートライフスタイルは11月10日、同社が発行する『HOT PEPPER』上で、2020年のグルメキーワードを探る「流行グルメ2020」の調査結果を発表。「2020年に流行ったと思うグルメ」では、1位は「バスクチーズケーキ」、2位「キャンプ飯」、3位が「ダルゴナコーヒー」となった。
同調査は9月に全国の男女20~30代を対象に実施。有効回答数は2075件だった。
「バスクチーズケーキ」は数年前にコンビニでヒットし、今年は自宅でのスイーツづくりの流行を受けて人気が出た。ホットペッパーグルメ外食総研の有木真理氏は「コロナ禍でも外食のワクワクするような非日常の体験を、中食や内食で再現することに価値を見出したのでは」と分析した。
また、「コロナ禍での食生活の変化」の調査では、「娯楽が減ったので食べ物でちょこっとぜいたくをしたくなった」が34.7%にのぼった。また、16.8%が「非日常感が味わいたくなった」と回答するなど、こちらの調査でも食事に非日常感を求める様子がみられた。