集英社は、12月4日に漫画『鬼滅の刃』(著 吾峠呼世晴)の最終巻となる23巻が発売するのを記念し、12月3日の夕刊、全国紙5紙(読売、朝日、毎日、産経、日経)に15段広告を掲載した。そして、翌朝12月4日の朝刊同5紙には、コミックス累計発行部数1億冊突破記念とあわせた「1億冊感謝記念広告」を掲載。主要15キャラクターが各紙3人ずつ登場するほか、5紙共通の原稿1パターンも含め各紙4面にわたって広告を展開している。
12月3日の夕刊に掲載されたのは、鬼殺隊の長 産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)の「永遠というのは人の想いだ 人の想いこそが永遠であり 不滅なんだよ」という名言を用いた広告。絶望的な闘いを支えた言葉を通じて、作品に込められた想いを表現した。
そして、最終巻発売日の当日である12月4日の朝刊には、産屋敷耀哉の想いを継いで戦った炭治郎をはじめとする鬼殺隊の主要15キャラクターが登場。夕刊、朝刊と続けて掲載することで、漫画のストーリーを表現。重要なアイテムのひとつである藤の花に彩られ、清々しい空とともにキャラクターが描かれている。
「社会現象とも言える驚異的な盛り上がりを見せる、『鬼滅の刃』。そんな『鬼滅の刃』の『ジャンプコミックス完結巻発売』及び『累計発行部数1億冊突破』を記念した、本プロモーション。連載を応援してくれた皆さまへ、感謝の気持ち、ワクワクするような驚きを届けるために、全国紙5紙の夕刊から朝刊を繋いだ壮大な新聞広告を企画。作品が描いてきた“人の想い”を立脚点にしながら。夕刊のお館様・産屋敷耀哉の名言を入口に、翌日朝刊にはその想いを継いで戦った炭治郎をはじめとする鬼殺隊の主要キャラクター15人がサプライズで登場する仕掛けです」と電通 クリエーティブディレクター 加我俊介さん。
また、全ての新聞に著者の吾峠呼世晴氏から読者へのメッセージを一面で掲載。
著者の吾峠呼世晴氏は次のようにコメントを寄せている。
本当にありがとうございます。
たくさんの方に助けていただき、
支えていただきました。
皆さまの歩く道が幾久しく健やかで、
幸多からんことを心から願っております。
吾峠呼世晴
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+J.C.スパーク+VONS pictures+プラチナム
- CD
- 加我俊介
- C
- 三島邦彦
- AD
- 柴谷麻以
- CPr
- 栗川愛子
- D
- 藤井亮、塚本小雪、渡邊昂矢
- レタッチャー
- 吉岡妙、磯崎大介、新井宏尚、根津鉄平、田辺正明、寺嶋玲美、横山睦、小松聖二
- PRディレクター
- 濱村裕也
- PRプランナー
- 早瀬魁人、小田切萌、芝原愛
- AE
- 内藤有