相鉄グループの相鉄ホールディングスは、11月30日に「相鉄レコードプロジェクト」を発表し、特設サイトとティザー映像を公開した。
今年11月30日に、開業1周年を迎えた相鉄・JR直通線。それを機に、相鉄線利用者に改めて親しみを持ってもらうこと。そして沿線外の人々にも相鉄線を知ってもらうきっかけとするべく、本プロジェクトでは相鉄線沿線の街の魅力を歌詞に仕立てたオリジナルソングとミュージックビデオを制作して公開する。
沿線利用者は、相鉄線沿線のお気に入りの景色やお店など「好きなところ」をSNSハッシュタグ「#相鉄沿線のちょっといいとこ教えてください歌にします」を付けて、Twitterに投稿。それをもとにSNSで人気のシンガーソングライター・ましのみ氏が、各駅間の乗車時間と同じ長さの楽曲を書き下ろし、歌う。
オリジナルソングは相鉄線沿線の駅ごとに全26曲が制作される。またオリジナルソングに、相鉄線沿線各駅間の車窓の映像を合わせた25本のミュージックビデオも制作する。そのうち3本については、オリジナルアニメーションによる特別版を2021年2月に公開予定だ。
企画・制作を手がけるのは、CHOCOLATE Inc.(以下、チョコレイト)。相鉄グループのブランディングを手がけ、本プロジェクトでも総制作指揮を務めるエグゼクティブ・クリエイティブディレクター水野学氏(グッドデザインカンパニー代表)が、クリエイティブディレクター 栗林和明氏をはじめとするチョコレイトに声をかけたという。
「今回の案件に誘っていただいたことは僕としてもとても嬉しく、お受けするからには何か、僕ららしいアイデアをご提案できれば、と考え、この企画に至りました。今後さらに発展していく予定なので、ぜひ楽しみにしていただけたらと考えております」と、栗林氏。
本プロジェクトの募集期間は、2020年12月31日23時59分まで。