知識のスキル化を1年から3か月に短縮したキタムラの人材戦略

人が資産と言われる広告界。人材育成は、広告界に属する企業に共通する重要課題だ。社員のスキルを伸ばし、成長を続ける企業に人材育成の方針を聞く。

キタムラ
常務執行役員 EC事業部長 兼 デジタル推進部長 兼 コンタクトセンター部長
柳沢 啓氏

写真用品店チェーンの「カメラのキタムラ」や、こども写真館の「スタジオマリオ」などを運営しているキタムラ。同社でデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を行っているのが、柳沢啓氏だ。同店に店舗スタッフとして入社し、バイヤーを経てEC事業の責任者を担い、デジタルマーケディング、DXを推進。

さらに、このような攻めの部分以外にもコンタクトセンターといった守りの部分も担当している。柳沢氏が担当する部署では、マーケティング職として3名を新卒採用した。従来は社内から店舗出身者をマーケティング担当としてきたが、最初からデジタルマーケティングを担当し、キャリアアップする道筋をつくっていく新しい試みだ。そのため社内研修に加え、外部での専門的な教育も行っている。その際に柳沢氏が採用したのが、「宣伝会議 スタンダードトレーニングカスタムコース」だ。

柳沢氏は「デジタル、マーケティングの領域は幅広く、日々進化されるもの。まずは浅くても、広くさまざまな知識を身につけてほしい」と考え、本トレーニングを採用したという。本トレーニングは、期間中の講座が受け放題。どのように役立っているのか。

「日常業務でも専門用語のLTVやCRMなどの意味は分かるようになりますが、それらは点在した知識。複数の講座を受講することで、それらがつながっているという全体像が分かってきます。点と点がつながっていくのです。今まではそれが1年間くらいかかっていましたが、受講することで3カ月ほどでできたと実感しています」。また、実務にも直接生きる点が多くあると柳沢氏。

「自社内で持っていない知識も学んできてくれます。講師の方から聞いた新しい解析方法を教えてもらい、解析の幅が広がりました。自分たちには関係ないと思っていた技術が、実は使えると気付いてくれることが頼もしいです」。今後について柳沢氏は「彼ら3人に聞けば社内データのことがすべて分かるような状態にしたい。そして1年後にはかけがえのない人材になってほしいです」と話した。

新人研修の様子。
社内の知識・スキルを向上するために、柳沢氏が受講した講座は……
「宣伝会議 スタンダードトレーニングカスタムコース」でした

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お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp

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