ベクトルは12月18日、ライブ配信コミュニケーションのプロデュース事業をはじめ、ライブ配信を軸としたファンコミュニティプロデュース事業等もあわせて提供する新会社、Liver Bankを設立した。代表取締役には秋保潤氏が就任する。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う、外出自粛要請などの影響があり、ライブ配信プラットフォームの配信者、視聴者は増加傾向にある。ベクトルグループが展開するライバーマネジメント事業「pino live」では、この1年間で登録者数が約5倍、総配信時間は約14倍に達したという。
こうした市場動向に対応し、ライブ配信をマーケティングに活用しようとする企業も増加。ベクトルグループでは、クライアント企業がライブコマースを実施する際のコンサルティングやプロデュースや自社育成ライバーのキャスティングなどのサービスも展開していた。
これらの活動を進化させる形で専門組織体として、新会社の設立に至ったという。新会社では、主に①ライバーマネジメント事業、②インフルエンサーマーケティング事業、③ライブ配信スクール事業、④ファンコミュニティシステム事業を提供していく予定という。
Liver Bankでは、これらの事業を通じて、ライバーやライバーを志す人に対しては、ライブ配信を継続して展開するためのノウハウと環境を提供。クライアント企業に対しては、ライブ配信を活用したコミュニケーションを包括的にサポートしていきたいとしている。