日本酒業界最大の団体で、全国1691の蔵元が所属する日本酒造組合中央会は12月15日、業界初の試みとして、広く一般から日本酒にかかわるWeb動画を募集する「日本酒動画CMコンテスト」を開催することを発表した。
このコンテストは、募集から一般投票、結果発表までの一連の過程を通じて、日本が「國酒」として国内外に誇る日本酒の魅力やその文化、楽しみ方を伝えることで、コロナ禍の影響で苦しむ酒蔵や酒米農家を応援することを目的としている。
募集する映像作品のテーマは「楽しさ」。日本酒を楽しく、多くの人々に興味を持ってもらえるような、「日本酒があるシーンの楽しさ」を伝えられる動画(30秒以内)を募集している。
主催する日本酒造組合中央会は「コロナ禍で苦しむ業界を支援すべく企画した本コンテストを通じて、今後、最優秀作品を広く公開するなど業界を盛り上げて参ります。」とコメントしている。
■募集概要
応募資格:
日本に在住の団体または個人の方(年齢20歳以上、性別/国籍は不問)
応募方法:
公式ホームページ
募集期間:
2020年12月15日(火)~2021年2月14日(日)
賞:
●最優秀賞(1作品):賞金10万円+副賞(最優秀賞記念鏡開きセット)
※日本酒造組合中央会の公式サイトや各種イベント、Web広告などで使用予定
※最優秀賞記念鏡開きセット内訳【1斗菰樽(枡100杯分。日本酒18リットル入り)、木槌2本、柄杓1本、枡10個】
●優秀賞(1作品):賞金5万円
●佳作(3作品程度):賞金1万円
審査過程:
一次審査:2021年2月中旬ごろ 主催にて5本程度候補を選定
二次審査:2021年3月末ごろ 一般投票を行い、最優秀作品を決定
※本記事は、日本酒造組合中央会発行のプレスリリースを転載したものです。