外務省は12月21日、第4回「ジャパンSDGs アワード」の受賞企業・団体を発表した。最高賞のSDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰に、再生可能エネルギー事業を手がける「みんな電力」(東京・世田谷)が選ばれた。次点のSDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞は、北海道上士幌町、青森県立名久井農業高等学校 環境研究班がそれぞれ受賞した。
「ジャパンSDGs アワード」は、SDGs(持続可能な開発目標)達成に資する優れた取り組みを行っている企業・団体などを表彰するもの。企業・団体などの取り組みを促し、オールジャパンの取り組みを推進する目的がある。4回目となる今回は、303件の応募があった。
SDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰に選ばれた「みんな電力」は、再生可能エネルギー事業会社として2011年に設立。「脱炭素」「空気環境の改善」などの社会課題を解決する事業に取り組んでいる。青森県横浜町の風力発電でつくった電力を神奈川県横浜市内の15の事業者に供給する「横横プロジェクト」など、ブロックチェーン技術を活用した再エネ電力の需給を通して地域連携に取り組んでいる点が評価され受賞に至った。
表彰企業・団体の一覧は以下の通り。
【SDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰】
・みんな電力
【SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞】
• 北海道上士幌町
• 青森県立名久井農業高等学校 環境研究班
【SDGs推進副本部長(外務大臣)賞】
• 特定非営利活動法人Support for Woman’s Happiness
• 特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
【特別賞(SDGsパートナーシップ賞)】
• 長野SDGsプロジェクト
• 一般社団法人Waffle
• 富士通株式会社
• ふくしま未来農業協同組合
• エムアールサポート
• 阪急阪神ホールディングス株式会社
• 川崎市立平間小学校
• 株式会社キミカ