宣伝会議 2020年Amazonランキングベスト20
(2020年1月1日〜12月28日まで 宣伝会議調べ)
2位『SDGsの基礎〜なぜ、「新事業の開発」や「企業価値向上」につながるのか〜』(沖大幹・小野田真二・黒田かをり・笹谷秀光・佐藤真久・吉田哲郎著、2018発売)
3位『予定通り進まないプロジェクトの進め方』(前田考歩・後藤洋平著、2018発売)
4位『SDGsの実践 〜自治体・地域活性化編〜』(村上周三・遠藤健太郎・藤野純一・佐藤真久・馬奈木俊介著、2019.4発売)
5位『未来の授業 私たちのSDGs探究BOOK』(佐藤真久監修、NPO法人ETIC.編集協力、2019.10発売)
6位『恐れながら社長マーケティングの本当の話をします。』(小霜和也著、2019.12発売)
7位『新・メディアの教科書2020』(宣伝会議編集部著、2020.8発売)
※品切れにつきKindle版のみ
8位『広告ビジネスに関わる人のメディアガイド2020』(博報堂DYメディアパートナーズ著、2020.4発売)
9位『ブランデッドエンターテイメント お金を払ってでも見たい広告』(カンヌライオンズ審査員著、PJ・ペレイラ 編、鈴木智也 監修・翻訳、2020.8発売)
10位『プレイフルシンキング【決定版】働く人と場を楽しくする思考法』(上田信行著、2020.8発売)
11位『「欲しい」の本質 人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方』(大松孝弘・波田浩之著、2017発売)
12位『パブリックコミュニティ 居心地の良い世界の公共空間《8つのレシピ》』(三井不動産株式会社S&E総合研究所著、2020.3発売)
13位『改訂版 デジタル・IT業界がよくわかる本』(志村 一隆・株式会社マスメディアン マスナビ編集部著、2020.3発売)
14位『マスコミ電話帳2020年版』(宣伝会議 書籍編集部編、2020.3発売)
15位『手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略』(磯部光毅著、2016発売)
16位『事業構想型ブランドコミュニケーション』(竹安聡著、2020.7発売)
17位『SKAT.19』(第57回宣伝会議賞実行委員会編、2020.5発売)
18位『なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―』(音部大輔著、2017発売)
19位『DtoC After 2020 日本ブランドの未来』(株式会社フラクタ著、2020.9発売)
20位『ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚』(大松孝弘・波田浩之著、2020.1発売)
トピックス1:圧倒的1位!の『言葉ダイエット』
2位以下と圧倒的に差をつけて1位に輝いたのは、電通 コピーライターの橋口幸生さん著の『言葉ダイエット』。文章が伝わらない原因は「書きすぎ」にある!と指摘し、「させていただきます」禁止令など、わかりやすくキャッチーに無駄を削ぎ落として伝わる文章を書く方法を解説して共感を呼びました。コロナ禍で対面のコミュニケーションが減り、メール文章などの作法を見直す人が増えたことも、販売を後押しした要因かもしれません。
トピックス2:SDGs関連本が3冊ランクイン
2位以下には、SDGs関連本が3冊ランクインしました。2018年に発売した『SDGsの基礎』、2019年に発売した『SDGsの実践』のシリーズ2冊は、SDGs関連書籍が多数発売される現在でも、ビジネスパーソン向けの基礎的な良書として読み続けられています。
『未来の授業 私たちのSDGs探究BOOK』は小中高の授業で使える子ども向け書籍。わかりやすくSDGsのことが理解できると、学校の授業だけでなく企業のSDGs研修でも多数採用されています。今年12月には、シリーズ続編としてより内容の充実した『未来の授業 SDGsライフキャリアBOOK』が発売になっています。
トピックス3:新登場! 2020下半期発売でトップ10にランクインした2冊
続けて、今年下半期に発売され、トップ10にランク入りした2冊をご紹介。1冊目は、『ブランデッドエンターテイメント お金を払ってでも見たい広告』。カンヌライオンズの審査員による共著という珍しいスタイルで、広告がスキップされる時代の広告の進化形「ブランデッドエンターテインメント」の可能性について語っています。受賞作の紹介も豊富で、本書内で紹介されたケーススタディは特設サイトで映像を見られますので、本書とあわせてご覧ください。
2冊目は『プレイフルシンキング【決定版】』。ロングセラー『プレイフル・シンキング』10年ぶりの改訂版で、働く人と場を楽しくする思考法とは何か?自らの振る舞いを変えることで、自分の仕事も周りの人ももっと楽しく働く方法を指南します。
トピックス4:実力のロングセラー。発売3年以上経っても堂々ランク入りの3冊。
コロナ禍の今年は、いわゆる「基礎本」への回帰が起きたと言います。宣伝会議でも、今年はロングセラー書籍の売れ行きが例年に比べて伸びました。『「欲しい」の本質 人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方』は、インサイトの定義と見つけ方を様々な事例とフレームワークを活用しながら解説した1冊。
『手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略』は、4年前に発売され、現在までコンスタントに読まれ続けるマーケティング・コミュニケーション戦略の入門書。現在使われている戦略の概略や成り立ち、実践方法が図解と共にわかりやすくまとめられています。今年12月には『手書きの戦略論』特別講座としてオンデマンド講座になり、セミナー形式でも受講できるようになりました。
『なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―』は、様々な局面で使われる「戦略」というワードの意義や定義を明快に解いた一冊。「戦略とは、目的達成のために資源をどう利用するかの指針である」という定義によって、戦略という言葉をすっきり理解し、腹落ちさせてくれます。
以上、2020年の宣伝会議Amazonランキングベスト20をお届けしました。気になる本があれば、ぜひチェックしてみてください。