「GlobalMeet ウェブキャスト」は、米国に本社を置くPGi(日本法人名はプレミアコンファレンシング)が提供する、クラウドベースのビデオストリーミング配信サービス。プロユースに耐えうる品質と各種機能を取り揃えている。
イベント参加者はPCやタブレット、スマートフォンと各種のデバイスから、また「Windows」「Mac」など様々な環境からアクセスする。ネットさえ接続されていれば、いずれもブラウザから視聴可能だ。専用ソフトウェアやアプリをダウンロードする必要もない。
音声、画像が途切れない
音声と画像の安定性は最も重要だ。「GlobalMeetウェブキャスト」は取り込んだデータを一定量バッファリング(一時保存)してから配信しているため、途切れを回避し安定した配信が可能。「1対多で発信するセミナーでは、コンテンツの配信品質が欠かせません。遅延や途切れが発生しがちな双方向のビデオ会議ベースのツールとは異なる技術を採用しています」とプレミアコンファレンシング(PGi)の代表取締役宮地孝幸氏は解説する。
生中継型の「ライブ配信」と好きな時に再生する「オンデマンド配信」があるが、双方で同じURLを付与できることもメリット。ライブ配信後、URLを改めて送り直す必要はない。
ユーザー行動の詳細が確認できることも魅力だ。どの時間帯に視聴していたのかを個人単位で把握できる。「ライブだけでなく、オンデマンドの視聴状況の詳細も分かります。他のサービスでは、オンデマンドまでは追えないものが多い」と営業部ヴァイスプレジデント 寺島豪士氏は話す。例えば、全体の8割以上視聴したユーザーには修了証明書を発行するといったことも可能。必ず見せたい場合は、早送りできないように設定することもできる。
セキュリティ機能も充実している。例えば会員など特定のユーザーのみに見せたい場合、IDとパスワードでログインした後のページ経由のみ視聴できるよう設定が可能。仮に視聴URLを第三者に転送しても視聴できない。
専門スタッフのサポートも
オンラインイベントに不慣れな担当者にとっては、プロのアドバイスやサポートが受けられることもポイントだ。画面のレイアウト設定や見せ方、ユーザーを飽きさせないよう途中でアンケートや質疑応答を入れるなどはその一例。「従来の集客セミナーとは異なる、ウェビナーにより適した方法もあります。我々は運営のプロとして各種サポートができます」と宮地氏。もちろん、慣れているならプラットフォームのみを使うプランも選択できる。料金プランも、1回単位の単発契約と月額定額制(年契約)の2通りから選べる。
PGiはグローバルで「バーチャルイベントプロバイダー」として、オンラインイベントやウェビナーの支援に注力していく方針だ。大型展示会を模したバーチャルイベントのソリューションも提供している。リアルな展示会場で各社のブースを訪れるイメージで、ウェビナーを視聴したり、資料のダウンロードや商談を行うことができる。
お問い合わせ
プレミアコンファレンシング株式会社(PGi)
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