これから勝ち残れるのはネット上でアピールできる力のある人
権八:言えないかもしれないけど、男の子というか、おじさんのグループもつくろうとしているの?それとも何か……。
渡辺:うまくいけば、ですね…。これからどうなっていくかわからないのと、今実は第4次選考中なんですけど、課題を毎回出していて、今回が自己PRをTwitter上の動画にあげるっていうやつなんですけど。
権八:課題ね。まずは何でしたっけ?
渡辺:文章だけ。次が、マスクをした顔画像。次がマスクを外した通常の顔画像。で、今回が自己PRと。
権八:そうですよね。僕ちょっとちょっと追っかけているけど、やっぱりTwitterで参加できるからハードルは低い分、全世界にさらされるというか…。
渡辺:そうなんですよ。だから逆に怖かったり。でも僕がすごくポジティブに捉えられるひとつとしては、「自分なんかが……」と思った子たちが反応してもらえることによって、ちょっと自信になったりとか。一番怖いのが、誹謗中傷とか。これからどんどん残っていく中で、そういう問題が起きないようにしたいなとは思っているんですけど。
権八:そうですね。いろんなライブとかが活動自粛でできなくなっちゃって、ミュージシャンとかエンターテインメントの在り方とか、活動の仕方も変わってくる可能性がすごくあるじゃないですか?真面目な話をするとね(笑)。
渡辺:そうですね。
権八:そんな中で、このネット上のオーディションだけで勝ち抜いてくる、サバイブしてくるそういう自力がある子っていうのがさ、今後ライブハウスでの活動がメインじゃなくなるかもしれないフィールドにおいて、すごくパワーを持つ人かもしれないよね。
渡辺:そうなんですよ。今までは僕も、24時間生放送をしながら合宿形式でオーディションをやったりしていました。それはやっぱりどちらかというと、ライブ重視だったんですけど、今回は本当にインターネットに特化しています。
そこで思うのは、インターネットでウケる顔とか、インターネットでウケる文章とか、そういうのがあるのかなっていうのはすごく思いますね。
権八:だから実験的だし、面白い。それでいいね!がすごくつく人もいれば、なかなか伸び悩む人もいるし。
渡辺:そうですね。
権八:一昨日ぐらいの参加者で、淳之介の写真をチラチラ見せながら、すっごいちっちゃい声でしゃべっている女の子がいたでしょ?それが面白くて、爆笑しちゃった。なんで淳之介の写真を見せているのかよく分かんないけど。
渡辺:みんな目立とうとしていろいろ……。
権八:男の方が脱いでみたりとか。「そういうの嫌ですー」って淳之介社長がサラッと言ったり。
権八:これ、どんな人でも参加できるんですか?
渡辺:誰でもいいんですよ。年齢も関係ないし。
権八:え!40歳過ぎていても?
渡辺:全然大丈夫ですよ、はい。
権八:ヒゲで太っていても(笑)?!
渡辺:大丈夫ですよ。
権八:やんないよ!
渡辺:(笑)。
<後編につづく>