【CES2021】ベライゾンCEOプレゼン「5G」は未来をつくるプラットフォーム(玉井博久)

新しい“つながり”のカギは「5G」

健康危機に直面する中、デジタルヘルスやロボティクスを活用した、人間が直接接触しなくともつながれる社会を実現するのが、数年前から着目されている5Gです。5Gについて講演したベライゾンも、今デジタルによるつながりの必要性が増しており、そのためのカギが5Gであると述べます。2020年にコロナは世界中に広がり、リモートワークや家での学習という新しいつながり方が生まれているからです。

5Gの世界的な広がり

5Gは、現在主流の4Gと比較すると10倍速いやりとりが可能になります。ラグタイムの少ないやりとりが可能になるので、例えば遠隔手術など遠く離れた人同士のコミュニケーションを円滑にしてくれます。また100万台のデバイスとつながることができ、さらには時速500キロ以内なら移動中でも通信が可能です。そうしたことによりドローンや自動運転カーのような速いスピードで動く移動体ともより接続が容易となります。まさに5Gは、コロナで待望されているような未来をつくるプラットフォームと言えます。

ベライゾンCEOによるプレゼンテーション

次ページ 「没入型エンターテイメント・ラーニングにも活用」へ続く

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