テレビ朝日は、2021年1月11日から17日にかけて、「未来をここからプロジェクト WEEK」を実施している。本プロジェクトは、同社が2020年10月26日に始動した「未来をここからプロジェクト」の一環で、今回は報道、スポーツ、音楽、バラエティなど多ジャンルの番組で、人々がポジティブになれる企画を集中的に打ち出していく。趣旨に賛同するキリン、Salesforce、東和薬品、日本生命の4社が参画しており、1月1日にはテレビCMの放送を開始、1月11日には朝日新聞に広告を掲載し、ポスターの展開も始まった。
「未来をここからプロジェクト WEEK」には、賛同社=サポーターとして、キリン、Salesforce、東和薬品、日本生命の4社が参画。新聞広告やテレビCMなどを通じて同一の枠組みでメッセージを発信する。例えばキリンは「新品のグラスで乾杯してみる。」、日本生命では「100歳までのライフプランを練ってみる。」など、未来に向けて各社各様の提案が盛り込まれている。
そもそもの「未来をここからプロジェクト」の打ち合わせが始まったのは2020年5月ごろ。「コロナは最悪の災い。多くの人の健康や命を奪い、自由を失いました。日本でも多くの行事が注視され、緊急事態宣言による経済のダメージは、コロナが終息したとしてもすぐには戻ってこない可能性があります。見つかるのはマイナスばかり。でも、だからこそ、その中でも生まれつつあるプラスの変化や、新しい未来への期待を見つけたい。日本人に希望を見つけて欲しい。失うばかりではなく、絶望の中にも必ずチャンスはある。そんな願いをもってプロジェクトはスタートしました」と電通 クリエーティブディレクター 嶋野裕介氏。
そうして出来上がったステートメントは、「前を向いて何かしてみる、に賛成です。」から始まる。食わず嫌いだったものを食べてみる。したことのない体操をしてみる。そういったちょっとした行動から変化が生まれ、日々を明るくするかもしれない。いい未来へつながっていくと多くの人と信じあえるように、テレビ朝日もいろいろやってみる、と宣言するのだ。
そして、10月26日には、「未来をここからプロジェクト」が始動。テレビ朝日の番組を通して、「不安が募る世の中だからこそ、前を向いて何かをちょっと変えること」を応援してきた。1月17日まで実施中の「未来をここからプロジェクト WEEK」は、そこから一歩進んだ新プロジェクトという位置づけだ。
「未来をここからプロジェクト WEEK」の開始に合わせ、テレビCMは、「おはよう」篇、「自転車」篇、「画廊 馬」篇、「画廊 わかります?」篇、「手品」篇、「歩き方」篇、「楽しそうな人」篇の7篇制作した。本プロジェクトでは、広告もこれらのプロジェクトを世に広げるための大事なコンテンツとして捉えて、制作、オンエアする。そのため、これらのプロジェクトCMが7本連続で流れることも多数あるという。
またCMのテーマについては、「一つひとつの広告のメッセージはあえて身近なテーマを選び、でもそんな『小さなことでも行動を起こすことで、いつか自分の未来を変えることにつながるかもしれない』という気づきにつながるものを意識しています」と嶋野氏。
「未来をここからプロジェクト WEEK」は、1月17日まで。16日には、1時間のスペシャル番組「発進!ミライクリエイター」も放送予定だ。
共通
- 企画制作
- 電通
- ECD+企画
- 澤本嘉光
- CD
- 嶋野裕介
- AD
- 川腰和徳
- C
- 大貫冬樹
- CPr
- 宮崎暢
- メディアプロデューサー
- 玉井久美子、高木智広、比屋根駿
CM
- 制作
- AOI Pro.
- Pr
- 川口正太、岩間徹郎
- PM
- 有馬里香
- 演出
- 隈本遼平、長田亮(助監督)
- 撮影
- 山本宣明
- 照明
- 大堀治樹
- 美術
- 水原玲子
- 編集
- 対馬天神(オフライン)、西村篤(オンライン)
- カラリスト
- 高橋直孝
- 音楽
- 吉川太郎
- MIX
- 松崎清春
- SE
- 成田明人
- ST
- 益丸宗大
- HM
- 堤絢香
- ロケCRD
- 佐藤真澄
- CAS
- 前田莉奈
- 出演
- 中村守里(「おはよう」篇:女子高校生)、藤枝喜輝(「おはよう」篇:男子高校生)、水間ロン(「自転車」篇:サラリーマン)、森永怜杏(「自転車」篇:女子小学生)、神嶋里花(「画廊 馬」篇:OL)、田中爽一郎(「画廊 馬」篇:画家)、今本洋子(「画廊 わかります?」篇:おばあさん、遠藤たつお(「画廊 わかります?」篇:おじいさん)、斎藤ちはる(「手品」篇:OL)、森優作(「手品」篇:ウンチク男性)、佐川大輔(「歩き方」篇:サラリーマン)久保陽香(「歩き方」篇:子ども)田中悠貴(「楽しそうな人」篇:OL)
GR
- 制作
- WOIL
- D
- 森下渡