企業のSNS活用において、口コミの活用やリスク管理の方法、フォロワー数を増やす方法がわからないといった悩みを抱える担当者は少なくないだろう。
SNSの運営やデータ分析などを行うユーザーローカルの調べによると、2019年1月に5000万件だったキャンペーン応募ツイートは、2020年11月には9000万件にまで増えたことがわかった。その理由を同社の嶋田彩野氏は「Twitterが他のSNSのハブになり、情報が拡散されやすいため、新規ユーザー獲得施策として注目されている」と分析する。
SNSキャンペーンで効果を出すには、日々の管理・分析や、効果検証が外せないが、これが担当者の大きな負担となっている。
ユーザーローカルの分析・運用ツール「Social Insight」は、口コミデータを自動収集して、自社・他社ブランドの評判を調査。炎上などに素早く対応する。また、競合他社との比較や、キャンペーン効果の測定、SNSの投稿や管理業務を自動化し、複数SNSアカウントでの予約投稿も可能だ。
同ツールを活用している、パナソニック・アプライアンス社の鐵祐子氏は、毎日決めた時間に日報が届く機能や、異常の感知など必要なタイミングでレポートが送られてくる風評監視機能、膨大な口コミから影響の大きな投稿を自動的にピックアップする機能などの具体的な活用事例について語った。
キャンペーンの運用と効果検証も、「Social Insight」の当選者を抽出する機能がスパムアカウントを除外したり、過去の当選者を対象外にしたり、当選者がフォロワーかどうか自動的に精査することで、工数を大幅に削減できたキャンペーン事例を紹介した。
最後に鐵氏は、「キャンペーン運用で重要なことは分析結果を次に生かすこと。『SocialInsight』を活用することで、成功しやすいキャンペーンのノウハウを蓄積できるようになり、新しい施策に挑戦する余裕ができた」と話した。
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