マーケティング部署全体での学び 部員のスキル底上げを目指す

人が資産と言われる広告界。人材育成は、広告界に属する企業に共通する重要課題だ。社員のスキルを伸ばし、成長を続ける企業に人材育成の方針を聞く。

濵田酒造は、鹿児島県に本社を置く酒類醸造会社。本格焼酎、リキュール類の製造・販売を行っている。本格芋焼酎「だいやめ」が昨年の倍以上売れて好調だと、同社マーケティング部次長 兼 コミュニケーション課長の平石智也氏。

平石氏は2017年7月からマーケティング部署の発足を担ってきた。それまでは商品開発、販促立案、広告宣伝の部門が分かれていたが、それらを統合する形となったのだ。

濵田酒造グループ マーケティング部次長 兼 コミュニケーション課長
平石 智也 氏

「顧客視点で施策を行うことを目指し、マーケティング部を発足しました。市場自体のシュリンクが明確になり始めて、良い商品をつくれば売れるという考えではいけないと認識したことがきっかけです」。

焼酎ブームの後押しもあり成長してきた市場だったため、顧客の反応をもとにPDCAを回すマーケティングの基礎が社内にノウハウとしてなかった。そこで、宣伝会議の教育講座を利用し始めた。

「講座を受けた部員はスキルが上がり、やる気も向上しています。受講したある部員は、今は当社のWebマスターとして中心になってデジタル周りを回しています。さらにマス広告など宣伝周りも引っ張っている状況です」。

そういった講座の単発受講も行っていたが、半年の間で多くの講座を受けることができる「宣伝会議 スタンダードトレーニングカスタムコース」を利用し始めた。「マーケティング部署はコミュニケーション課、商品企画課、企画課と分かれています。全員がそれぞれに合った内容を受講できるように申し込みをしました。ですが、自分の担当領域以外の講座も受けることができるため、周りの仕事への理解が進み、部署全体として能動的に情報共有をして仕事が進むようになりました」。

今は部署横断で新商品開発のプロジェクトも行い、営業、生産、マーケティングが一体になって協議しているという。顧客にどう価値を伝えていくのか、という発信力もトリプルメディアの視点で強化した。また、ECサイト立ち上げ、オンラインイベントなど新しい施策を精力的に行っている。

オンラインで行ったイベント「新酒まつり」の様子。

 

濵田酒造グループが採用した講座は……
「宣伝会議 スタンダードトレーニングカスタムコース」でした
 

マーケティングや宣伝、販促、広報、デジタルなどをテーマとした教育講座の受け放題プランです。
 
今回、ご自宅やオフィスなど、インターネット環境があれば、どこでもご受講が可能な「オンライン版」スタンダードトレーニングが登場いたしました。

 
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お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp

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