ゴディバ、2021年のバレンタインデーは医療従事者にチョコをプレゼント

ゴディバ ジャパンは、新型コロナの罹患者の治療にあたっている医療従事者らを支援しようと、2月のバレンタインデーにあわせ、同社のバレンタインコレクションの一部商品を彼らに配布するプロジェクトを実施する。事前に応募のあった全国の病院・クリニックに、2月7日以降、順次発送する予定だ。

今年のバレンタインコレクションのテーマは「きらめく想い」。パッケージなどに月や流れ星のモチーフがデザインされているのが特徴だ。輝く月や星に願いや希望を込めて、大切な人へ気持ちを届けてもらいたい、というメッセージが込められているという。


医療従事者に配られるチョコレートアソートメント。月や星、ハートのモチーフを散りばめたハンドバッグ形のケースなどが特徴だ。

今回のプレゼント施策のプロジェクト名は「ピンクバン」。第2次世界大戦後、戦禍に苛まれるブリュッセル市民を励まそうと、同社ショコラティエのピエール・ドラップスが配達用の車をピンクに塗装し、チョコレートを市民らに届けた、という逸話から名付けられたという。


第二次世界大戦後、ブリュッセル市民を励ましたとされるピンクバンの当時の写真を使用したクリエイティブ。同社のホームページやSNS上で使用されている。

同社は同プロジェクトの一環として、2020年8月24日と9月2日に都内で、かつてのピンクバンを再現した車で、計6000人にクッキーの詰め合わせとメッセージカードを配布した。

今回は全国の病院・クリニックに募集をかけ、応募のあった施設に配布する形にした。すでに応募は締め切られ、全国の300施設の医療従事者らへの配布が決定している。1カ所ごとに社長のジェローム・シュシャン氏からのレターが同封されるという。

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