明治の「明治プロビオヨーグルトR-1」は、2月1日から14日まで受験生の生の声を使用したOOHを、渋谷駅前と東京メトロ銀座線・丸ノ内線の車内で展開している。語感のいい言葉は「墾田永年私財法」、四択のマークシートで迷ったら「3は裏切らない」など受験生あるあるがコピーになっている。
第1回となる大学入学共通テストが終了し、いよいよ国公立大学の2次試験や私立大学の入試が始まる。しかし、未だ新型コロナウイルスの収束の兆しは見えず、厳しい日々が続く。そのような状況を背景に、受験生の心を和ませることが狙いだ。
「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、受験会場の密に対する心配はもちろんのこと、友だちや先生とこれまでのように気軽に情報共有ができず、受験生は例年以上に不安や孤独を感じていると言われています。体調管理から受験生を応援する明治R-1は、そんな受験生の不安や孤独に少しでも寄り添ってあげることができないかと考え、『広告に触れる“ほんのわずかな時間”だけでも、受験生の心を和ませる』をコンセプトに企画しました」と電通 クリエーティブディレクター 加我俊介氏。
そんな思いから昨年の12月から1月にかけて、「集まれ!悩めるすべての受験生!『受験生は夜悩む Presented by 明治プロビオヨーグルトR-1』」と題したラジオ番組をTBSラジオにて全4回生放送。メインパーソナリティーのアンガールズとゲストが、受験生の悩みに答えるトークや受験生との生電話を展開。番組の公式Twitterでは受験にまつわるお悩みを聞く「#全国統一受験生アンケート」を実施した。
そして、今回展開されたOOHのコピーには、ラジオ番組に実際に寄せられた生の声を採用した。「数学で腹が立ったこと:移動する点P」「四択で迷ったら:3は裏切らない」など受験生ならではの声がそのまま掲出中だ。
「OOHや交通広告を通じて、日々受験会場と自宅を往復する受験生との接点を創出しながら、その接点で『商品の宣伝』ではない施策をしたかった。そこで、受験生のリアルな声を使って、悩みや愚痴の類から息抜きの雑談まで、思わずほっこりする「受験生同士のたわいもない会話ネタ」を掲出しました。受験生に『ひとりじゃないよ』『みんな同じ想いだよ』だと伝えるとともに、少しでも心が和む時間を提供できていれば嬉しいです」(加我氏)。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+カイブツ+P.I.C.S.
共通
- CD+企画+C
- 島津裕介
- 企画+コミュニケーションプランナー
- 加我俊介
- AD
- 木谷友亮
- PRプランナー
- 丸山敦子、松下唯
- AE
- 佐藤憲政、板東剛
ラジオ番組
- メディアプランナー
- 奥田晋右
- 番組制作
- TBSラジオ
Web
- D
- 木谷友亮
- PM
- 金澤洋一
- ME
- 佐藤孔明
番宣CM
- Pr
- 加島貴彦
- PM
- 松竹奈央
- 演出
- 山岸聖太
- シネマトグラファー
- 鈴木隆司
- 照明
- 井上真宏
- 美術
- 徐謎篤
- 編集
- 冨永翔(オフライン)、増田靖(オンライン)
- カラリスト
- 芳賀修
- MIX
- 阿部大輔
- 作曲
- 金田良
- ハンドモデル
- 畑中恵理
- NA
- 小林顕作