ピー・ディー・ネットワーク
チーフ プロデューサー
中村 篤史 氏
「映像の制作をどこに頼めばいいのか。そんな相談を、広報担当者から受けることが多いんです」。こう話すのは、『カンブリア宮殿』『WBS』『日経プラス10』など、経済情報番組を中心に企画・制作を行うピー・ディー・ネットワークのチーフ プロデューサー 中村篤史氏。同社の番組制作の特長が、撮影前の入念な下調べだ。
社史や株主向けレポート、業界にまつわる資料を読み込み、経営陣や社員にヒアリング。現場にも何度も足を運ぶ。すると広報担当者との信頼関係が自然と生まれ、企業からの映像依頼が舞い込むように。その後、企業の魅力を映像で伝える「動画ブランディング」事業を本格稼働した。
徹底した取材で伝えたいことを明確化し、映像の構成をつくる手法は、企業のブランディング支援でも変わらない。
「インタビュー対象者の本音を引き出して、企業の魅力を発見する。こうした番組制作で培った取材力を活かし、共感できるストーリーの動画をつくっていきます」と中村氏。
昨今では、事業が複雑なBtoB企業を求職者に伝える採用動画や、社内の一体感を高めるオンライン集会での動画制作実績が増えている。さらに同社では、ラジオ番組『SDGsティーチャー』(TOKYO FM)の制作にも携わっており、企業のSDGsの取り組みについて、取引先や株主、学生らに分かりやすく伝える映像制作も積極的に行っている。
最適なスタッフを編成
企業のブランド価値向上のため、どのような動画の構成にしていくかを整理した後は、案件ごとに最適なスタッフを集め、撮影を行う。
「人気ゲームバラエティ番組の総合演出や、誰もが知るあのドラマの監督、映像美が話題になったあの映画のカメラマンと、目的に合わせて、間違いない技術力を持つスタッフとチームを組みます」。
撮影当日は、スチールカメラマンも同行し、WEBや冊子で使える写真撮影を同時に行うことも多い。「下準備や撮影の場に、社内の然るべきキーパーソンを連れてきてくださる広報担当者がいると、想定以上に会社の魅力を引き出すことができます」と中村氏。動画を軸に、ブランドコンセプトの作成や冊子、ウェブサイトの制作など、トータルブランディングも行っている。
【CASE】動画を軸にしたトータルブランディング(日本コンセプト)
「東証一部上場の国際物流企業ながら認知度や事業理解度が低い」。日本コンセプトは、そんな課題を抱えていた。そこでピー・ディー・ネットワークは、1年かけてトータルブランディングを実施。
撮影前に丹念な取材を重ねたのち、地球の未来を見据えて事業を行う同社の真面目さを伝える動画を制作。『カメラを止めるな!』のカメラマンを起用し、ダイナミックなカメラワークを取り入れた映像が完成した。社員が自らの言葉で会社の強みを語る内容が好評を得て、動画を軸にしたタグラインの作成、コーポレートサイトのリニューアル、就活生向け小冊子の作成(『漫画 君たちはどう生きるか』の漫画家を起用)、SDGsの社内セミナーなどを行った。
日本コンセプトほか、ピー・ディー・ネットワーク制作の企業ブランディング動画はこちら
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