澤本さんの奥さんもドハマり中!おじさんいじりが異常にうまい、山口さん
中村:私WEB野郎中村は、完全にはじめましてなんですが、澤本さんのリクエストで今日は実現しました。もともとお知り合いだったんですか?
澤本:ううん。僕が電通でインターンの先生をやっていた時の生徒さんが、山口さんをとてもよく知ってらっしゃって。「ラジオに出てもらってはどうか」というご提案をいただいたんで……。
山口:ありがたいです。
中村:友だちの紹介(笑)。
澤本:友だちの紹介(笑)。でもね、僕はよく知っているんです、実は一方的に。
中村:あれ?なぜですか?
澤本:コロナで家にいる時間が長いので、テレビを含めてモニター画面を見ている時間が長いじゃないですか。特にうちの奥さんが最近将棋にハマっていまして……。
中村:おお!なるほど!
山口:最高!ありがとうございます。
澤本:ハマったきっかけは藤井聡太さんからなんだけど。その時に僕がAbemaの仕事を少しだけかじっていたので、「Abemaで将棋番組をやっているよ」って話したら、「Abemaで将棋って、お金かかるの?」「普通の人でも見られるの?」って(笑)。
中村:普通の人が見るものですからね(笑)。
澤本:「全然見れるよ」って教えたらドハマリしていました。朝から晩まで将棋見ているのよ!本人は将棋を昔からやっていたわけじゃないんだけど、何が面白いかっていうと、例えば藤井さんと羽生(善治・九段)さんが指していると、その横で解説してくれる……
中村:あ、いますね、はい。
澤本:山口さんもよく解説されているのよ。2人並んで。
中村:テレビ画面にでっかい将棋の盤面のパネルが映って、だいたい女性の方と男性の方で解説しているみたいな!
澤本:そうそう。その女性の方で……。
中村:はいはいはい。だいたいいつもきれいな方がいらっしゃることが多いように思いますが……
澤本:それでね、山口さんの解説がむちゃ面白いと。
中村:へえーー!!なるほど。
澤本:おじさんいじりが異常にうまい。すごくうまく転がしていて……どうしてあんなにうまくできるのかちょっと聞きたいんですよ。
中村:なるほど。ではここで、山口さんにちょっと体ほぐしもかねて、毎回ゲストの方にお願いしている「20秒自己紹介」をお願いできればと思います。
山口:ちょっと今の話で顔が熱くなっちゃっていますけど(笑)。頑張ります。
中村:いかにおじさんを……僕らもまあ言ったらおじさんなんで……
澤本:はい、転がしてください。
中村:はい。ではご準備はよろしいでしょうか。
山口:はい。バッチリです。
中村:ではどうぞ!
山口:みなさんこんにちは、女流棋士の山口恵梨子です。普段の仕事は、女流プロとして将棋の対局をするほか、Abemaやニコ生などの将棋番組の解説のサポートをしています。キャッチフレーズは、「攻める大和撫子」。ポケモン、ドラクエ大好きです。よろしくお願いします。
中村:完璧。
澤本:完璧。しゃべりうまいですよ。
山口:ありがとうございます。仕事が終わりました。
中村:山口さんはYouTube チャンネルも持っているんですよね。
山口:5月頃につくりました。将棋の解説番組を見る時に、事前に知識をある程度持っていたほうが見やすいだろうなっていうふうに思って。
中村:確かに。
山口:そういう、初めて将棋番組を見る人を増やしたいなと思った時に、YouTubeで足りない知識だったり、みんながほしいと思っている知識を無料で公開できればいいなって思ってつくりました。
中村:そうですよね。釣りユーチューバーみたいな趣味のジャンル別ユーチューバーが今けっこう人気ですけど、確かに将棋は盲点でしたね。これはジャンルとして確立しているんですか?
山口:棋士、女流棋士ユーチューバーがけっこう増えていて!
中村:なるほど。女流棋士クラスターがあるんですね。
山口:そうなんですよ。先陣をかけていっているのが香川愛生(まなお)さんという女流棋士なんですけど、その方は14万人の登録者数がいらっしゃるんです。その方が筆頭になって引っ張っていってくれている感じです。
中村:すごいですね!どのジャンルも猫も杓子もユーチューバーですね。
山口:将棋って、知識が秘伝の巻物みたいな感覚があるかなってずっと思っていて。お金を出してある程度自分から求めに行かないと知識が手に入らないっていうように感じていたので、それをフリーに公開するっていうのがとても大事なのかなって思っています。