ひふみんに藤井聡太、空前のブームとなった将棋業界に思うこと(ゲスト:山口恵梨子)【後編】

初心者にオススメなのは、まず「推し」の棋士を見つけること

中村:聞けば聞くほど将棋をやりたくなりましたね。でも「四間飛車」「振り飛車」すらも分かってないぐらい、どの駒がどれぐらい、どういうふうに進むしか知らない素人なんで……。まずは山口さんのYouTubeを見るところから始めればいいのかなー。

澤本:そうそう。

山口:でもAbemaを見てほしいなって思います。Abemaの将棋の番組で誰か推しの棋士を決めて……。

中村:推しを決める!なるほどね。

山口:「この人を応援する!」って決めて、その人の一挙一動を追っかけているうちにだんだんハマってくるかなって思います。

中村:うん。

山口:そのトリガーになっているのが今、藤井二冠で、けっこう30、40代の女性の将棋ファンがすごい増えているんです。

中村:へえーー。

山口:自分の息子を見ているような気持ちで応援できるっていう。

中村:(笑)。

澤本:それだ!それ!

中村:なるほど。

澤本:なんか語られるわけ。ちょっと自分が仕入れた知識で、藤井二冠がこないだ羽生さんとやっていて、羽生さんに負けちゃったと。

中村:うん。

澤本:投了する前に、お茶を飲んでマスクするとか……そんな感じ。そうしたら「あーー!始まった。あーーもう!」って言って。

中村:え!?ちょっと待って、何を言っているのか全然分からないんですけど(笑)。

山口:ずっと考えている状態で、いきなり「負けました」って言葉を出そうとしても声が出ないんですよ。

中村:あーー。

山口:なので、お茶を飲むことで喉に水を与えて、「負けました」を言えるようにするっていうのと、あと最近は、飛沫防止でマスクをつけているんですけど、マスクをつけていると息が苦しくて考えられないので、終盤になるとけっこう外すことが多いんですよ。

中村:はいはいはい。

山口:感想戦でしゃべる時に飛沫が飛ぶので、感想戦を間近にするとマスクをつけるって感じだと思うんです。

中村:あ!じゃあお茶飲んでマスクするっていう挙動を見た瞬間に、「あー!負けましたって言うんだ!」っていうこと?

澤本:そうそうそう。羽生さんが優勢ですね、となっていて、藤井さんどうするのかな?と思って盤面を見ているじゃないですか。解説の方々もこうこうって言っていたら、お茶を飲んで、マスクするじゃないですか。そうするともう見たくないと。藤井さんが「負けました」っていうのを見たら「あーー!」って言って。

中村:分かった!ドラマがあるんですね。じゃあこの番組を聴いて、将棋に興味が湧いてきたリスナーの皆さん、Abemaを見てみましょう!

澤本:Abemaの回し者じゃないけど、将棋の番組はずっと見ていても面白いです。

山口:ありがとうございます。

澤本:ルールが分かんなくても面白い。

中村:なるほど!よく分かりました。などと言っている間に実はお時間がめちゃくちゃ過ぎてしまいました。とりあえず、山口恵梨子情報をゲットするためにはYouTubeチャンネルですかね?

山口:ありがとうございます。YouTubeで「女流棋士・山口恵梨子ちゃんねる」を開設しております。将棋の知識がそこで手に入ると思うので、ぜひ見てください。

中村:はいありがとうございました。この番組はTOKYO FMのデジタル・コンテンツが集約されているスマホアプリ、『オーディー』でも、番組のトークのみを配信中!ということで、もう一度聴きたい、知りたいという方は、『オーディー』で検索してみてください。

今夜のゲストは、日本将棋連盟所属の女流棋士・山口恵梨子さんでした!
ありがとうございました!!

山口:ありがとうございました。

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