イエローハットは、猫の日である2月22日に向けて、猫の安全を守るための「イエローハット 全国交通にゃん全運動」キャンペーンを実施した。猫が聴覚的に興味を持つ「子猫の鳴き声」や、視覚的に興味を持つねずみ、ねこじゃらしなどの動きを取り入れ、猫でも解ける「交通にゃん全クイズ」を17日にWeb上で公開。さらに、2月19日の金曜ロードショー(日本テレビ系)内では、同様の仕掛けを取り入れ、猫も興味を持つ60秒のテレビCMが放送された。
「交通安全」への願いから、通学時に児童がかぶる“黄色い帽子”が社名の由来であるイエローハット。2019年より「猫の日」をきっかけに、被害が絶えない“猫の交通事故”について啓蒙し、事故に遭いやすい猫でさえも安全に暮らせるクルマ社会の実現を目指した取り組みを実施している。
今回公開されたスマートフォンとタブレットで遊べる「交通にゃん全クイズ」は、「側道に猫発見!ドライバーが配慮することは?」「猫を守るために、車を運転する前にできることは?」など猫に関する内容で構成。猫が聴覚的に興味を持つ「子猫の鳴き声」や、猫が視覚的に興味を持つ、ねずみ、ねこじゃらしなどの「猫の狩猟本能を活かした画面の動き」を活用し、猫が正解をタッチしたくなる、つまり猫でも解けるクイズとなっている。
そして、テレビCMには猫の鳴き声や、動く黒い丸、ねこじゃらし、ねずみなど、猫が本能的に興味を持つ仕組みを多数取り入れている。
読売広告社 クリエイティブディレクター 市川晴華氏は、「猫がタッチするかどうかは、試してみないとわからないので、猫カフェに足繁く通い、試作&検証を重ね、約85%の猫の反応が得られるようになりました。猫参加の様子とともに、交通安全のニュースが広がれば嬉しいです」とコメントする。
これらの仕組みは、人間にとって身近な動物であるイヌやネコ、ウマ、オウムなどのコンパニオンアニマルのさまざまな行動や知性について心理学の手法を用いて調査・研究する「京都大学CAMP」のなかでもネコに特化した動物心理学研究チーム「CAMP-NYAN」の監修で制作された。
スタッフリスト
- 企画制作
- 読売広告社+読広クリエイティブスタジオ
- CD+企画
- 市川晴華
- 企画+PRプランナー
- 内田光紀、宮本雄生
- 企画
- 難波江侑矢
- 企画+C
- 肥後晶
- D
- 石根岳、大塩未槻
- Pr
- 今野高志
- PM
- 河村侑佳
- 演出
- 宮内亜美
- 撮影
- 浅妻容子
- 照明
- トダ マサヒロ
- 美術
- 山本志恵
- ST
- 小玉菜々子
- HM
- 長谷川さほ
- PRディレクター
- 宇野隆司、末谷公平、塚原憲一
- Web制作
- 堀下昌平、石神敦子、中江水城
- AE
- 古橋徳人、深澤匡貴
- NA
- 北斗利佳
- 出演
- 千田絵民、高木佐保、おかか(猫)、ケーシー(猫)、シゲ(猫)、ナツメ(猫)、ヒカリ(猫)、フニ(猫)、マサト(猫)、マッチャ(猫)、ミレーヌ(猫)、ダルビッシュ(猫)
- 監修
- 京都大学 動物心理学研究チーム CAMP-NYAN
- 協力
- 保護猫喫茶 要にゃんこ亭