ヤクルト本社は、2月15日から同社初となる長編テレビCMシリーズの放映を開始した。本シリーズは「ヤクルトレディ」をテーマとした全4篇の構成となっている。
同社によると、視聴者から「泣かされた」「エモーショナル!」といった反響が多数あり、22日朝に投稿したTwitter投稿を起点にYouTubeの動画再生数も伸び、87.6万回再生(24日現在)を突破している。
本シリーズは、国内に約3万2000人いる「ヤクルトレディ」の思いをユーザーに伝えることをテーマとして制作。「変わらない今日を、届ける」篇・「おばあさんの日課」篇・「1本のメッセージ」篇・「私の仕事」篇の4作品を通して、ヤクルトレディとユーザーの交流や彼女たちの仕事に対する姿勢を丁寧に描いた。
「ヤクルトレディ」は、女性の社会進出が当たり前でなかった1963年、同社独自の婦人販売店システムを導入したことで誕生。1972年には、一人暮らしの高齢者をヤクルトレディが訪問する「愛の訪問活動」、2020年には、離れて暮らす家族にヤクルトを宅配できる「家族に届けてネット」など様々な事業を通しユーザーの生活に貢献してきた。
同社は企画の背景について、「変わらない健やかな毎日とそんな毎日を届けるために日々活動する人たちの尊さを伝えたいと考え、本企画にいたりました」と話す。
演出を務めた林響太朗氏は「玄関で起きるこの小さな出来事に たくさんの真心と、優しさと、誠実さが詰まっていました。その全てをちょっとずつでも感じてもらえるように、みなさまが背負っている優しい背中を大切に映像に仕上げていきました。」とコメント。
また、CMに使用した楽曲は、林氏と共に、父親の林有三氏が真心を込めて制作したという。林氏は「この短い玄関での間に生まれる小さな幸せに少しでも見てくださった方が癒されていただければと思っています 」と述べた。
スタッフリスト
- 企画制作
- 東急エージェンシー+フリップブック
- CD+企画
- 野澤直龍
- 企画
- 宮本碧美
- C
- 神谷啓介
- CPr
- 興津隼人
- Pr
- 宮田諭
- アシスタントPr
- 細谷星次郎
- PM
- 宮地薫
- 演出+撮影
- 林響太朗
- 助監督
- 長谷川政俊
- 撮影チーフ
- 山村健
- 照明
- 田上直人
- 照明チーフ
- 窪田研一
- 美術
- 栗林由紀子
- 編集
- 柿原未奈(オフライン)、 黒田さおり(オンライン)
- 音楽
- 林有三
- MIX
- 浅田将助
- ST
- 甲斐修平
- HM
- 鷲塚明寿美
- CAS
- 永原恵太
- PRデザイナー
- 濱村裕也
- PRディレクター
- 早瀬魁人
- PRプランナー
- 坂井慎
- マーケティングディレクター
- 柴田崇暁
- アカウントディレクター
- 上野英之