2021年9月に創立40周年を迎えるファミリーマートは3月1日、「ファミマる。」を合言葉にした周年キャンペーンを発表した。周年にちなんで、驚きと喜びのある「40のいいこと」に取り組むという。
同社エグゼクティブ・ディレクターでCMOの足立光氏によると、本キャンペーンは、5つのキーワード ①もっと美味しく ②たのしいおトク ③「あなた」のうれしい ④食の安全・安心、地球にもやさしい ⑤わくわく働けるお店、に基づいて企画。
まずは第一弾として、各キーワードに紐づく形で次の5つを実施する。➀「クリスピーチキン」の発売 ②ボトルキープサービスの実施 ③ウェア「Convenience Wear」の発売 ③添加物削減 ⑤全国の加盟店やストアスタッフ参加型の新商品の開発。
ボトルキープサービスは、水やお茶のペットボトル飲料24本分をまとめて購入して店頭でキープすることができ、180日間は好きなタイミングで引き換えできるというもの。24本で通常価格2400円(税込)のところ、1900円(同)で利用できる。
「Convenience Wear」は、「FACETASM」創設者の落合宏理氏との共同開発で、機能性インナーやソックスを揃える。また、スタッフ参加型の新商品「スフレ・プリン」は、8月に全国で発売予定だ。
記者発表会に登壇した同社代表取締役社長の細見研介氏は、「今一度『あなたと、コンビに、ファミリーマート』という原点に立ち返り、お客さまと真の“コンビに”なるために何をすれば良いかを考えました」と説明。「商品開発」「利便性」「親しまれるお店」の観点から加盟店とともに企画したという。