第59回(2021年度)D&AD賞は、2月に審査員を発表。3月17日まで、作品のエントリーを受け付けている。
D&ADは新型コロナウィルス感染の影響を受け、2020年度はほとんどの審査をオンライン形式に切り替えた。本年度も一部デザイン部門を除き、主な審査をオンライン形式にて開催する。なお、ブランディング、グラフィック、プロダクト、パッケージ、ブックデザイン、雑誌・新聞デザイン、ライティング・フォー・デザインの各部門は、対面形式での審査をロンドンにて開催予定。
また、本年度は従来の部門に加えて、タイプデザイン部門、Eコマース部門、ゲーム部門を新設した。
審査員は、全世界80カ国から約250名、男女比率を50:50で構成している。うちアジア太平洋地域からは 73 名の分野を代表するプロフェッショナルを審査員に招いている。
日本からは、下記のメンバーが審査員として参加。その中の鈴木元氏(GEN SUZUKI STUDIO)は、プロダクトデザイン部門長を務める。鈴木氏はパナソニック、IDEOロンドン、ボストンオフィスを経て、2014年に帰国し、『GEN SUZUKI STUDIO』を設立。国内外の企業のデザインやコンサルティングを行っている。
D&ADフェスティバルは、5月25~28日、受賞発表式は5月26~27日の開催を予定している。
※日本から参加する審査員
プロダクトデザイン部門長
鈴木元 ファウンダー/プロダクトデザイナー(GEN SUZUKI STUDIO)
空間デザイン部門
安藤北斗 デザイナー(we+)
キャスティング部門
岩上紘一郎 キャスティングディレクター(カイジュウ)
タイプデザイン部門
きむみんよん タイポグラフィーコンサルタント(em dash)
ブックデザイン部門
小林佐季子 クリエイティブ・ディレクター(3AND)
デザイン・トランスフォーメーション部門
左右田智美 デザインリサーチャー(東京大学)
デジタルデザイン部門
清水幹太 テクニカル•ディレクター(BASSDRUM)
タイポグラフィー部門
高木毬子 准教授(同志社女子大学)
アニメーション部門
多賀谷昌徳 エグゼクティブ・クリエイティブ•ディレクター(GREY WORLDWIDE)
インテグレーテッド部門
檀上真里奈 コピーライター(電通)
Eコマース部門
スコット・ダンゲート エグゼクティブ・クリエイティブ•ディレクター(Wieden+Kennedy Tokyo)