ファミリーマートは3月31日、無人決済店舗「ファミマ!!サピアタワー/S店」(東京・千代田)をオープンする。省人化による店舗運営コストやオペレーション負荷の軽減のほか、小さな商圏にも出店できる業態の開発が狙い。
店内に設置したカメラなどの情報から、来店者とその人が手に取った商品をリアルタイムに認識。商品は手持ちのバッグに入れることも可能。出口付近の決済エリアに立つと、ディスプレイに購入商品と金額が表示され、電子マネーやクレジットカード、現金などで支払う。
2月26日に資本業務提携した、JR東日本スタートアップが出資するTOUCH TO GO(タッチトゥゴー)の無人決済システムを活用する。TOUCH TO GOはこれまで、JR大宮駅やJR赤羽駅で、無人店舗の実証実験を重ねてきた。