ホテルWマネジメントは3月16日、京都市内に「フォションホテル京都」を開業した。フォションブランドのホテルは、パリに次いで世界で2軒目となる。
フォションは、パリで1886年に創業した美食ブランド。レストラン、ケータリング、カフェ、ブティックなどを展開している。2018年にはホテル事業の世界規模での発展を視野に「フォション ホスピタリティ」を設立した。
「フォションホテル京都」のコンセプトは「FAUCHON Meets Kyoto. feel Paris.」。内装はパリと京都を融合させたデザインとした。ブランドカラーであるフォションピンク・ホワイト・ブラック・ゴールドを取り入れ、西洋の素材と日本の素材・技術で表現している。ゲストルームは全59室。レストラン&バー、ティーサロン、ブティック、スパなども充実する。
この日行われたオープニングセレモニーで、オーナー会社であるウェルス・マネジメント代表取締役社長の千野和俊氏は、「京都の街を大いに楽しんでいただいた後、このホテルに帰ると『パリを味わえる』『フォションを味わえる』というまったく新しい滞在をしていただけます」と説明。「京都の街とパリの共通点をホテルのホスピタリティやデザインに込めていますので、唯一無二のホテルをお楽しみいただければ幸いです」と挨拶した。
■DATA
「フォションホテル京都」
所在地/京都府京都市下京区難波町406
延床面積/約5498.82㎡(地上10階)
オープン日/3月16日