ファンとのリアルな交流がなさ過ぎて「山之内のファン、実はいない説」を唱えていた
中村:すずちゃんはもう本当に2020年は走りきったと思うんですけど。ぶっちゃけ2020年の感想はどうですか?
山之内:なんでしょうね。なんかあっという間すぎて、18歳がすぐ終わりすぎて、そこはちょっと悲しかったですね。
澤本:うん。
山之内:18歳まで許されるものってあると思うんですよ。高校3年生の年じゃないですか。
中村:そうだね。
山之内:だから18歳である10月まで、そこに対しての甘えがあったんですよ。「18歳やし」っていう。でも19歳になった途端に大人扱いをされるんですよ。
澤本&権八&中村:はあーー。
山之内:でも法律的には大人じゃないんですよ。その狭間に立っているのがすごくもどかしいんで、もう18歳と同じように19歳も早く終わって20歳になればなーと思っています(笑)。
権八:(笑)。
中村:早く終われ!と(笑)。
山之内:どうせならもう、20歳になりたいですね。
中村:まあね。
澤本:面白いね。
権八:19歳を楽しんだら?
山之内:いやー、ラストティーンっていうのもあるんですけど、今までは18歳になって1カ月という数え方をしていたのに、19歳になってからは、20歳まであと9カ月っていう数え方をしてしまっているので……(笑)。2020年いろいろありすぎてわけが分かんなかったです。
権八:そうだよねー。
山之内:周りの友だちや家族もそうですけど、みんな「信じられない」って言っていますね。すずが東京に出て、そんなにすぐにみんなに知ってもらえるような存在になれるとは誰も思ってなくて。
中村:そうそう。だって2020年の「Yahoo!検索大賞2020 モデル部門賞」も受賞されてましたよね?そのカテゴリーでは一番「誰なんだ?この子」って検索されまくったっていう。
山之内:たぶん本当に2019年全然メディアで知られてなかったからこそ、検索していただいたって結果になると思うんですけど。正直コロナ下っていうこともあって、イベントも基本的にないし、自分のことを知ってくれている方と直接会う機会っていうのが本当になかったんです。SNSのいいね!数やリプ数でしか把握できなくて。それがすごく自分の中で不安っていうか、ずっと自分の中で「山之内のファン、実はいない説」っていうのを唱えていて(笑)。
中村:(笑)。
山之内:実は同じ人が何個もアカウントつくっていたらどうしようとか、実はからかっているだけだったどうしようとか(笑)。変にネガティブで、不安な部分もあったんですけど、「Yahoo!検索大賞」というのがひとつ形として残って……。
中村:嘘じゃなかったと。
山之内:「すずのことを知っている人がいっぱいいた!」って。そこは自分の中で安心材料になりましたね。すごく嬉しかったです。